ソープ街にはその地域ごとの特色がある

日本全国にあるソープランドは、およそ1300軒。
現在の日本では規制強化の関係もあり、その数は徐々に減ってきてはいるものの、その人気は高く全国的にソープランドが集まって形成されているソープ街というものが存在しています。
日本全国にあるソープ街の数は、一般的に知られているだけで42の地域に形成されています。
その中でも有名な所といえば、まずは日本一の遊郭街として江戸時代からの歴史を持つ東京・吉原です。
他にも、薄野遊郭からの流れを持つ北海道・薄野や福原遊郭の流れを汲む兵庫・福原など、長い歴史を持つソープ街もあれば、旧赤線・青線地帯からの流れでソープ街へと転じた岐阜・金津園や川崎・堀之内などなど、その由来は非常に様々です。
そんなソープ街ですから、同じソープランドが集まっているといっても、それは全てが同じというわけではありません。
あまり知られていないかもしれませんが、ソープ街によってそれぞれ若干の特色があり、それによって他の地域からも客を呼ぶことが出来たりしている一面もあり、ソープ街存続のための重要なポイントであるとも言えるようになっています。

例えば、東京の吉原を例としてその特徴を挙げてみますと、まず「店舗数の多さ」というものが挙げられます。
吉原にあるソープランドの数はおよそ130店舗で、この数は2位他の地域の倍近い数となっています。
かつては高級ソープ街とも言われるほどに数多くの高級店が立ち並び、活気も凄いものでした。
それだけの規模を誇るソープ街ですからさぞや広い地域かと思われるかもしれませんが、しかし吉原というのはそこまで広い場所ではありません。
また、近年の規制強化などによって改装などもろくに行うことが出来ないため建物が古くなっています。
そのため、吉原は「店舗数が多く店の選択肢は広いが、建物が古くさらに狭い店が多い」という特徴になります。
サービスを受ける個室や建物の状態というのは遊ぶ上でも重要なポイントですから、そういった物を気にする方には吉原はあまりオススメ出来るソープ街ではないというわけです。

こういった特徴はどこのソープ街にもあり、吉原とは逆に歴史が浅いからこそまだ比較的新しめの綺麗な建物でしっかりとした広さを持つ個室を用意している地方のソープ街というのもありますから、それこそ行く人の好みによって最高のソープ街というのは変わります。
各地のソープ街へと赴く時には、そういった地域ごとの特色を知っておくとより楽しむことが出来るかもしれません。