全国的に広がりつつあるソープランド・ムーブメントは、いまだ衰えを知りません。
日本人の男性の人口には数限りがありますから、店舗間の競争も熾烈を極めているようです。
「新しい発想で儲ける」というのはどのビジネスにも共通していますので、ソープランドもそれに漏れず新発想が続々と登場しているのです。
中でも、昔のソープランドではあまり見られなかった「オプションサービス」には目を見張るものがあり、基本料金にプラスして選ぶオプションには多くのサービスが生まれ続けている現状です。
新しいソープランドの遊び方として「オプション・サービス」について詳しく見てみましょう。
●禁断の「グッズ使用」オプション
以前までのソープランドではほとんど見ることがなかったオプションに「グッズの使用」があります。
”グッズ”とはもちろんアダルトグッズのことで、ローターやバイブなどのことです。
グッズがなぜNGだったかというと、それは「ソープ嬢に与える負担」のためです。
グッズは性器に使用し、性器は粘膜というデリケートな部位です。
一般女性が自分のパートナーと使用する分には問題ありませんが、ソープ嬢は毎日多くのお客を相手にしなければなりません。
そのお客たちが全てグッズのオプションを言ってきたら、どうしても負担が大きくなりすぎるのです。
しかしなぜか、その”禁断”とも言えるグッズのオプションを解禁している店舗が急増しているのです。
●一度は体験したいローション風呂
ソープランドの最も代表的なサービスは「マットプレイ」です。
昔は石鹸の泡を使って体を密着させて全身を刺激するサービスでしたが、一時期から「ローション」がそれにとって代わりました。
滑りの良さは石鹸の泡の何倍もなめらかで、ローションを使っての手コキなどは、下手をすると本番以上の快感を得ることができるのです。
そして、このローションを使った究極オプションとして「ローション風呂」というものがあります。
バスタブに高濃度のローションをお湯代わりに張り、そこに浸かってサービスを受けるのです。
この独特な浮遊感と、全身が性感帯になったような気持ちよさは、ソープファンならば是非一度は体験したいものです。
●デンジャラス系オプションの数々
一昔前から急増した「M男」のために「痴女系」「拘束系」などのソープ店が姿を現しました。
そしてその反対の「レイプ願望」「調教願望」のある少し”デンジャラスな男性のためのオプション”も増えつつあります。
ロリータ・ファッションで着飾ったソープ嬢に、追加料金で拘束器具や目隠しなどを使用し、Sプレイができる店舗が登場しているのです。
しかし、あくまで「ソフト」であり、本格的なSM愛好者のためのものではないことを付け加えておきます。
これもコンパニオンにはかなりの負担がかかるものとして知られています。
●下着に関するオプションは豊富
最近では、セックス未体験の男性が増えたせいか、変態的な性願望をもつ人がいて、それに呼応するかのようなオプションサービスもあります。
代表的なのが「女性の下着」に対する性的欲求です。
オプションとしては、下着を購入してソープ嬢に身に着けてもらい、プレイが終わったあとにそれを持ち帰ることができるといったサービスです。
また、OL系・オフィス系などでは「パンスト破り」といった変わった欲求に応えるオプションもあります。
これらのオプションは低価格で人気の高いサービスとして導入する店舗が増えています。
ノーマル・アブノーマル含めて、現在のソープランドのオプションはバリエーション豊富です。
こういったオプションを利用する男性客の中には、奥さんや彼女がいたりするケースも少なくなく、男性の性的欲求は「射精」だけでは満足できないほどミステリアスだということなのでしょう。