全国に増加中のオプション制ソープランド

ソープランドの料金形態は、基本的にコース別に料金が設定されているもので、入浴料+サービス料の2段階料金になっています。
入浴料がお店側の取り分、サービス料がソープ嬢の取り分となっているわけですが、これに加えて指名料や延長などでも別途料金がかかります。
そして、最近増えているのがオプションで、全国のソープランドでこれが増えてきているのです。

ソープとオプションは本来相容れないシステム

日本にはいくつもの風俗がありますが、ソープランド以外の風俗ではオプションがあるのが当たり前、逆にソープランドではほとんど見かけることはありませんでした。
これは、ソープランドの形態が関係していて、そもそもソープランドというのは事実上性風俗店として認識されているものの、本来はあくまでも公衆浴場という立場であり、ソープ嬢も入浴の補助をしているという名目です。
行われる性的サービスについては個室内での自由恋愛においてのものであるということになっているからこそ、他のお店とは違うサービスも可能となっています。

そのため、本来であれば入浴関係以外の備品だったりサービスだったりというのは認められていないため、オプションというのは存在しないわけです。
どういうプレイがされるかはソープ嬢次第、色々とグレーな曖昧さがソープランドを成立させていると言えるでしょう。

プレイのオプション化のメリットとデメリット

そんな曖昧さが有るからこそのソープランドでオプションが出てきたことによって、一つ大きく変化することがあります。
それは「曖昧さが無くなり、明確になる」ということで、出来ることと出来ないことが明確になるのです。

ソープランドでは行われるプレイはソープ嬢に一任されていて、どのようなプレイであっても交渉次第となっていますが、オプションになっているプレイに関しては明確に基本プレイにならなくなります。
逆に言えば、今までは交渉しないとやってくれなかったプレイを、オプションとして指定することで必ずやってもらえるようになったと言えるわけですから、これはメリットと言えるでしょう。

ソープ嬢側にもメリットがあって、やりたくないプレイはNGにしてしまえば交渉を持ちかけられて断るということが無くなります。
客の要求を断るということは、相手を不機嫌にさせてしまうリスクがあるわけで、性格的に断りづらいという女性には大きなメリットです。
男性側にとっても交渉するのが面倒という方にとってはメリットではありますが、交渉も含めてソープ遊びと考えている方にとってはデメリットと言えるかもしれません。

地域差にもよりますが、現在では日本全国のソープランドのおよそ20%程度のお店にオプションがあるようです。
遊び方に合わせてオプションの有無でお店を決めてみるというのも選び方の一つになりますので、どういうプレイが可能なのかをしっかり確認して上手に利用するようにしましょう。