ソープランドの年齢に関する独自ルール

日本には様々な業種が存在していて、どの業界でも独自のルールというものが存在しています。
ソープランドでもそのようなルールは存在していて、年齢が関係する独自ルールは色々とあります。
今回は、そんなソープランドに存在する年齢についての独自ルールについて取り上げてみましょう。

ソープ嬢の年齢についてのルール

1.吉原年齢

ソープランドを利用したことのある男性であれば、ほぼ必ずと経験していると断言出来るのが「女性の実年齢とプロフィール年齢の乖離」です。
「ホームページのプロフィールでは22歳なのに、30歳ぐらいの人が出てきた」とか「28歳のはずなのにどう見ても40歳の女性が」などというのは、よくある話です。
年齢のサバを読むというのは女性が普段からやることもありますが、こと商売という場合であれば客を騙していると怒る方もいるかもしれません。
しかし、これは昔からあるソープランドの独自ルールによるものなのです。

吉原において「女性の年齢は3~5年に1つの加齢」というのが暗黙の了解となっていて、吉原年齢が20歳であれば実年齢20~25歳、吉原年齢21歳であれば実年齢23~28歳といった感じで年齢がズレていきます。
年齢を重ねれば重ねるほどこのズレは大きくなっていきますので、前述したようなことになるわけです。
また、吉原年齢では在籍中は年齢が加算されないというルールもあり、同じ店に長年在籍している場合も年齢差が出やすくなっています。

このような年齢のサバ読みは、ソープランド業界では吉原年齢と言われ遊郭時代から続くものとなっています。
元々、江戸っ子気質の客ばかりの吉原では、「花街や遊郭で遊ぶ際に相手の年齢を気にするというのは粋ではない」とされ、遊女の年齢はほとんど気にされることはありませんでした。
ソープランドはそんな遊郭の流れを組む遊びですから、現在でも吉原年齢による設定がなされているのです。

2.就労年齢

ソープランドに限らず、風俗で働けるのは日本の法律で18歳以上と定められています。
ソープランドも未成年は保護者の許可が荒れば18歳からでも働くことは法律上可能なのですが、ソープランドの独自ルールとして20歳以上でないと採用しないというルールがあります。
しかし、これは全てのソープランドがというわけではなく、それぞれの地域にあるソープランドが加盟する組合・協会などによって違うようです。

ソープランドは風俗の中でも最も知名度が高い業種ですから注目もされやすく、そのため少しでも問題にならないように慎重に運営されています。
それが20歳未満の就労制限という自主規制として、独自のルールとなっているわけです。

今回は、年齢に関するソープランドの独自ルールということで、上記の2つを取り上げましたが、年齢に限らずソープランドには独自のルールが他にもあります。
一般の業界とは若干違う業界だからこそのルールもあるので、興味がある方は調べてみるのも面白いかもしれません。