日本には数ある性風俗の業種がありますが、その頂点たる業種となっているのがソープランド。
昨今では店舗数も勢いもデリヘルに完全に抜かされていますが、まだまだそのサービスについては譲ることはなく、今でも多くの男性が全国のソープランドを訪れています。
ソープランドと聞くと、多くの方が第一に想像することと言えば「高い遊び」ということではないでしょうか。
ソープランドで遊ぶには最低でも数万円かかり、場合によってはボッタクリなどの悪質な店に引っ掛かって何十万円も取られてしまうとか、とにかくソープランドにあまり興味が無い人にとってのイメージといえばそういったものばかりです。
確かに、一般的なソープランドの相場というのは、20,000~40,000円の間といったところであり、このぐらいの金額を出せばしっかりとしたソープ遊びを堪能することが出来ます。
しかし、こういった金額が当たり前だった時代はとうの昔、昭和のバブル期から平成一桁年ぐらいまでの間ですし、それ以降の特に21世紀に入った頃にはソープ業界にも価格競争などで低価格化が進んで、現在では2万円以下の格安ソープというのが主流となっています。
かつては高級ソープ街と呼ばれ、日本で一番多くのソープランドが集まっている吉原でもこの流れには逆らえず、現在の吉原も他の地域と同じように格安ソープが大半を占め、一般的なイメージのレベルになりますと全体の3分の1も無いような状態です。
ソープの聖地と呼ばれる場所でもこのような状況、関西の有名ソープ街である福原や雄琴、中州といった場所でも同様に格安店がメインとなっていて、20,000~40,000円の店は、値段やサービスが中途半端過ぎて経営が成り立たなくなるという現状です。
さらに、北海道や沖縄といったいわゆる地方都市と呼ばれるところでは、さらに低価格化が進んでおり、20,000円台のお店でもその土地の最高級ランクとなっていますし、最低価格などは10,000円でお釣りがくるレベルとなっています。
ソープランドの相場自体地域格差が出やすいものではあるのですが、それでもこの低価格で経営が成り立つというのも凄いものです。
このように、現在のソープランド事情は、必ずしも数万円必要な高級な遊びというわけではなくなっています。
格安店では時間設定が短い関係上、一度でソープランドの全ての楽しみを味わえるというわけではありませんが、その分だけ回数で補えるというメリットがあります。
何度も通うことで女性と仲良くなることも可能ですし、工夫次第で安い店でもそれなりの遊び方というのが出来ますので、安い=悪いということでもないのです。