異性に対する好みは、時代とともに変わるものです。
その変化を繊細に嗅ぎ分けて商売に役立てるのが、芸能界、AV業界、そして風俗業界です。
実際に20年前のバブル全盛期と現在のソープ嬢などの特徴はまったく違っており、細かく比較してみると驚くばかりです。
これも、世の男性の女性に対する好みと価値観が変貌したことによる影響なのでしょう。
●「お水系」「フェロモン系」が極端に減った?
ソープ嬢の傾向を見てみると、一番最初に気づくことが「お水系」「フェロモン系」が減少したことではないでしょうか。
茶色い髪にキツ目のメイク・・・いわゆる”ヤンキー顔”のソープ嬢を見つけることが難しくなっているのです。
20年前はソープ嬢のほとんどがこのタイプであり、それはまさに「いい女のプロトタイプ」でした。
それが最近では清楚系やロリ系が急増し、店舗によってはまだ子供のような顔立ちのソープ嬢が「NO.1嬢」だったりもするのです。
●タトゥーは市民権を得た?
以前からソープランドでは「タトゥー」の入った子はいました。
そしてそういった子は”タトゥーが代名詞になる”くらい数が少なく、また性格的にも「気合の入った子」が多いように感じました。
それが現在ではタトゥーに希少価値はありません。
清純派を売りにするような子でもポイントタトゥーが入ってしますし、入っているからといって、特別性格までキツそうではないのです。
これは一般女性でも同じ現象が起きているようで、タトゥーはもはや”市民権を得た”文化なのかもしれませんね。
●肌がきれい・細い!
20年前のソープ嬢は、年齢が高かったこともあり若干太めが当たり前でした。
そして、肌が荒れていたりすることも多く、それは不摂生が原因だったのでしょう。
仕事のストレスを「夜遊び」で発散するために、どうしても生活が乱れがちだったのは仕方のないことかも知れません。
それが、時代が変わって最近のソープ嬢はみな細く、そして肌もキレイな子が目立ちます。
飲酒率喫煙率が低下していることもありますが、現代っ子は「ソープ嬢」という仕事にあまりストレスを感じないことも理由として考えられます。
夜遊びではない自分の趣味を持っている子が多いようですから、生活が乱れていないのでしょうね。
●新人でもヘタじゃない?
ソープランドは他の業態と違い、「新人とベテラン」を明確に分類しています。
新人期間は料金が安いですし、実際にベテランとのテクニックの格差は確実に存在したのです。
それが最近では、”新人”として紹介されたコンパニオンにサービスを受けてみると、ベテランと比べても遜色ないほどにハイテクニックなのです。
理由としては、一般女性の処女喪失年齢が低下していることと、彼氏とのセックスで「フェラチオ」することが当たり前になっていることが考えられます。
昔は「彼女は舐めてくれない」という男性も多かったのですが、いまやセックスする時に「当然するプレイの一つ」としてフェラチオは普及しているようです。
—–ソープ嬢の変化について、全体的な印象を述べますと「普通の女性との違いが無くなった」ということに尽きるようです。
少しエロく、そして性的なプレイが上手い”普通の子”が、現在の主流を占めるソープ嬢たちなのです。
これは男性の好みの変化がそうさせているのでしょう。
今やタレントやアイドル、歌手であっても「身近に感じる子」に人気があるのですから、ソープも特別ではないということです。