月別: 2015年12月に関する福原ソープコラム一覧

ソープ嬢と一般女性の徹底比較

「究極の接客業」と称されるソープランド。
ソープファンとして頻繁にソープ店に訪れる男性であっても、そこで働くコンパニオンの”本性”を知っている人は少ないのです。
自分の「女の性」を駆使してお客を喜ばせるという、過酷な仕事に従事する彼女たちは、一般女性と比較してどういった違いがあるのでしょうか。

■金銭感覚
これがもっとも一般女性とソープ嬢の違いが出る部分です。
一日に数万、数十万と稼ぐ彼女たちはほとんどが日払いで現金を手にしますので、金銭感覚も豪快です。
ソープ嬢でもお金を残す子と残せない子に分かれますが、どちらにしても普通の女の子とは違います。
美容や趣味、食費や遊びのお金、または貯蓄にしても破格の価値観であり、一般男性では理解しがたいものでしょう。
この金銭感覚を元に戻せないことが原因で引退時期がずるずると伸びていく原因にもなるのです。

■男性感
ソープ店に通う男性ならこれは気になるところでしょう。
仮にプライベートで女性に人気があり、男性として自信のある人でもソープ嬢は一枚上手であることを知りましょう。
ソープ店には一般客以外にも、かなりの富裕層や成功者も遊びに来ますし、場所によれば芸能人などもお忍びでやってきます。
また、直接的な関係者である、ソープランドの経営者や店長、マネージャークラスになると、かなりの高収入で人脈も広い成功者です。
そういった多くの男性と接していうるちに彼女たちの男性を見る目はかなり肥えているのです。
少し「上から目線」で男性を見ている傾向があるのは事実です。

■恋愛観
これも大きく分けて2分します。
一つは完全に男に対して幻滅し、夢を抱かないタイプ。
もう一つはペットのように男を可愛がり、完全に支配してしまう”マウント女子タイプ”です。

ソープ嬢がホストに入れ込むことが多いのは良く知られるところですが、一般女性がアイドルを追っかけるようにホストを追うのとは真逆で、ソープ嬢はホストを「支配」してしまいます。
本当に実力のあるリッチマンか、あるいは男性から見ても「たよりない」「情けない」「女々しい」といった、真逆の性質の男性を好む習性があります。

■生活習慣
ソープ嬢に限らず高額な収入を得る職業「看護師・医者・管理職・司法関係者など」の女性に甲斐甲斐しく家事をこなす女性はあまりいません。
中には絵に描いたような良妻を演じるソープ嬢もいますが、基本的には”男性的”な価値観と振る舞いを見せます。

車や電化製品などはハイクリティーなものを好み、マンションや備品も高級志向で、グルメで外食が多く旅行やギャンブルを好む子がほとんどです。
これらは一般女性とは大きくかけ離れた性質で、ソープ嬢を彼女にしたり、友人になった男性はみな驚くようです。

■将来・結婚感
人気嬢、不人気嬢に限らず、多くのソープ嬢は一度は「地獄」を経験してソープ店に在籍しています。
将来に対しては堅実に貯金をして準備を整えるか、完全に堕落してしまうかのどちらかです。
恋愛感としては「玉の輿」を考えている者、男との恋愛に嫌気が指している者と、いろんなタイプがいますが、一般女性よりも根が深く極端でシビアです。

自分の店をもつことを夢にしている子は非常に多く、資格の取得やビジネスの勉強などをする子もいます。
しかしこういったきちんとした将来設計を考えているコンパニオンであっても、結婚願望のないこともあり、やはり「ソープ嬢」を経験すると精神的になんらかのダメージを負ってしまうようです。

一般の女性とソープ嬢の本質が違うことは誰でも容易に想像できますが、一覧に並べて比較するとあまりの違いに驚かされます。
やはりソープ嬢とは店舗で料金を支払い、規定のサービスを受けて楽しむ・・といった関わりだけで留めておくことが賢明なのでしょう。

ソープ嬢に聞いた「ちょっとやだな・こんな客」アンケート集

ソープランドは一般男性の性のリクエストに応えて売り上げを上げる商売です。
ソープ嬢はそれを踏まえて接客の努力をするのは当然ですが、「ホンネの本音」を聞くと、やはりそれぞれに苦手な客や敬遠したいお客もいるようです。

お客としてソープに行く側としても、ソープ嬢に嫌われるのは本意ではないはずです。
いくつかのアンケートからソープ嬢の本音を探ってみましょう。

■臭い・・
基本中の基本です。
特に高級店などで「即即サービス」が初期設定としてある店舗なら尚更のこでしょう。
シャワー前に性行為をするのですから、普段から感染症に神経を尖らせるソープ嬢は、一般女性以上に清潔感にこだわります。
たいていこういった店舗のトイレにはウェットティッシュなどアメニティグッズが用意されているので、案内前にケアすることはお忘れなく。

■口説く客
ソープ嬢を口説くお客は意外に多く、ソープ嬢を困らせます。
男女のことなので気持ちが入ってしまうのも無理はありませんが、ほとんどのソープ嬢はこれを望んでいません。
「出待ち」という、退店後狙いで外で待ちぶせするお客も少なくないようです。

昔は「営業電話」はソープ嬢の間ではよく使われる手段でしたが、ストーカー急増のために現在では警戒して電話番号、メールアドレスの交換は少なくなったといいます。

また自分を印象づけるために最初からサービスを受けない・・と言った手法も、ソープ嬢からすれば容易に察知されていますので、こういうナンパ作戦は、まず空振りに終わって損をするだけでしょう。

■激しく責めるお客
男女ともに「責め好き」と「マグロ」がいるのはソープ嬢もよく理解はしていますが、どちらかというと、激しく責めるお客は苦手な子が多いようです。
1日に数人お客につくわけですから、その全部が「責め好き」だった場合はかなりキツイようです。

中にはそれを苦とも思わない豪傑もいますので、ホームページ写真に”オプションOK”のコンパニオンを選ぶと責め好きのお客なら相性が良いかもしれません。

激しく責めるお客がコンパニオンを気に入ったとしても、粘膜が弱く責め客が苦手な子の場合、店員に「指名NG」を告げ、そのお客に予約が取れないようにしてしまうこともあります。

■クレーマー
お客の退店時にプレイ後のアンケートをとっている店舗で、毎回クレームを言って帰るお客もいます。
「うるさい客」の情報はコンパニオンにも伝わりますので、気まじめなコンパニオンや、まだ経験の浅いコンパニオンなら緊張してしまって逆に良いプレイができないこともあるようです。

■根掘り葉掘り質問する・・
ソープランドは一般的な生活をしている男性からすれば”未知の世界・楽園”ですので、ソープ嬢に好奇心が湧くのは当然です。
しかし普通の女性とはかなり違う経験していますし、心に傷を持っている子も少なくありません。
当たり障りない近々の会話ならかまいませんが、過去を抉りだすような質門はみな苦手なようです。

これは「お客側の善意」に任せるしかありませんが、マナーとして持っていたい心得です。

一般女性と同じような本音もあれば、ソープ嬢という職業ならではの本音もあります。
接客業に対してお客としてのぞむ時、サービス終了後に受ける満足度の差異は、お客側の立ち振舞によっても大きく変化します。
ソープランドのような”大人の遊び”に関してそれははっきりとした形で現れるでしょう。
ソープ嬢の本音を知り「遊び上手」になることが、失敗とトラブルを防いで最終的に自分の満足となって返ってくることもあることを理解しましょう。

ソープランド・インターネット作戦

ハズレを引きたくないのがソープ遊びをする人の本音です。
しかし大型のソープ街ともなると数十店の中から一店舗を選び出さなくてはならず、また良い店が見つかったとしても、在籍嬢の100%が良いコンパニオンとも限りません。

昔は行き当たりばったりに店を経験するしかありませんでしたが、ネット社会の今日では優良店、人気嬢を探し当てるのはは比較的容易になってきています。

■基本はオフィシャルページだが・・
昔と今のソープランドの、もっとも大きく違っているところは「オフィシャルページ」の有無です。
オフィシャルページの中には料金やコンセプト、コンパニオンの写真など、実に多くの情報が入手できるのですが、当然自分の店舗の宣伝のために配信しているものですので、「悪いこと」は書かれていませんし、誇張やいき過ぎたイメージ戦略も多少はあります。

非常にリッチでゴージャスなホームページなのに、実際に来店すると経年劣化した店舗でサービスも悪かった・・なんてことも少なくはないのです。

しかし料金が明瞭になり、ぼかしや隠しがあるとしてもコンパニオンの写真まで無料で見られ、店のコンセプト、場所、電話番号にいたるまで、昔は人づてに教えてもらったり、小さな新聞広告で知るしかなかったわけですから大きな進歩だと言えます。

そして情報の正確さを確認するために、店舗が直接配信していない「口コミサイト」や、SNSの「地元風俗」「地元ソープランド」などの書き込みを見るのもよいでしょう。

利害関係のない体験談投稿がされているので、信ぴょう性はあるでしょう。
こういったサイトの中にはソープ店側がそのサイトで紹介されることを歓迎するような、影響力のある口コミサイトも存在し、「○○.com、▲▲サイトに紹介された!」と待合室や受け付けに掲げてある光景もよく見かけます。

ただ、投稿者の主観でしか書かれていないので、100%信用するのも危険です。
人気店、優良店は実際にSNSの中でも名前が登場することが多いので、複数のサイトや投稿を見て統計を取りましょう。

■コンパニオンの写真に対する考察
オフィシャルページ上のコンパニオン写真に関してはさまざまな憶測が飛び交っていますが、まず考えることは店の指向性です。
「シックで落ち着いた演出」と「勢いと活気で勝負」する店舗でコンパニオンの写真の見せ方も変わります。

前者は高級店、高級志向の店舗に多く、写真もプロを雇っていたりして、”加工”というよりも写真自体の完成度や芸術性が高く、それがパネルマジックに感じてしまうこともあるようです。

またこういう店舗はあまり写真に多くの情報を盛り込まず「秘めた世界観」を演出する傾向にあります。
情報量が少ないとお客は不安になりますが、裏を返せば店舗側の「自信の表れ」とも言えるのです。

特に高級店というのは「どのコンパニオンでも失敗がない」ということを理想としていますので、覚えておきましょう。

これとは逆に勢いと活気で勝負する店舗のコンパニオン写真には、「ランキング嬢」や「現役AV嬢」「テクニシャン」「NO.1嬢」「予約困難」「爆乳Jカップ」など、多くのワードが添付されています。
あまり抽象的な表現をしているコンパニオンは避けて、明確な表現をしている子を選びましょう。

「加工」かどうかを見抜くには慣れが必要ですが、加工を多様している店舗が信頼できないのは当然です。
しかしコンパニオン全体に目隠しや手で口を隠している店舗が「何かを誤魔化しているか」と言えばそうでもなく、これはコンパニオンの個人情報を守秘する意味があります。
こういった店舗のほとんどが店内写真でのみ全貌が見られる、といったシステムを採用しています。

■料金・割引・キャンペーン
ソープ店のインターネット配信が定着し、現在では「キャンペーン合戦」になっているとも言えます。
お客として来店する側すれば大いに喜ぶべきところですが、これにも注意が必要です。
常に同じようなキャンペーンをしている店舗は、実質のところ、値引き後の価格が通常価格、ということもありえます。

気になる店舗が何件か見つかったら、ちゃんとページを更新しているかどうかチェックし、本当に「期間限定」なのかどうかを確認しましょう。
逆に人気店では値引きしなくてもお客は捌けないほどやってきますので、まったく割引キャンペーンをしないからといって良くない店でもないことも頭に入れておきましょう。

高級店の「新人割引」などはちゃんとした理由があり、かなりお得と言えます。

インターネットの普及により利便性が向上した反面、「落とし穴」がないわけではありませんので、下調べの際は冷静な判断と知識が必要になります。

ソープ店のコンパニオンに対しての常識

ソープランドの歴史は古く、独特の風習や常識があります。
中には江戸時代の「吉原」などの遊郭、女郎屋時代から引き継いでいるものもあります。
今では飲食店でも見なくなった「盛塩」や「神棚」など、日本独特のものが受け継がれている場面を見ると、年配の人なら懐かしさを感じるでしょう。
お見送り、お迎えの「土下座」や「三指」なども若い人が初めて見ると度肝を抜かされるようです。

こういった形式的なものでなく、またはっきりと禁止事項として記されることはないものの、今だにうっすらと引き継がれている、ソープならではの常識やマナー、エチケットもあります。
これらは明らかな「禁止」や「違反」ではありませんが、ソープ遊びをしていく上で、覚えておいたほうが円滑な遊びができる・・といった類のものです。

■店内浮気・・
これは賛否両論あるものです。
1軒の店で複数のコンパニオンを指名しないほうが良い・・といったもので、昔はコレがバレるとかなりこじれてしまう原因になりました。
「これは私のお客」という発想は、性風俗だけでなくクラブやラウンジ、キャバなどでは今でも根強い習慣としてありますが、経営者側としてはそれが原因で客が店から離れることもあるので、排除されつつあるものです。

しかしコンパニオンの本音としてはこの感情は必ずありますし、意外と簡単にバレてしまうのものです。
「お気に入り嬢」として、メンタルな面でのつながりも大切にするなら、店内浮気は控えておいた方が無難でしょう。

■連絡先交換・・
たいていの店舗のホームページには連絡先の交換を禁じている文言が記されています。
しかしこれはストーカーや引き抜きの予防策として書かれているものであり、現実的には「やりとり自由」と考えてもよいでしょう。
コンパニオンから店側に予約を入れる「姫予約」などは連絡先を知らないとできないことを考えても間違いありません。

ただし前述の「ストーカー問題」のこともあり、コンパニオンも警戒心はありますので、うまく話の流れが進んだり、コンパニオン自ら申し出てくるタイミングを見計らって行いましょう。

連絡先交換後のマナー違反としては、お客が店に行くつもりもないのに、ガンガンとメールを入れたり、あわよくば「店外デート」にこぎ着けようとすることです。
キャバクラやクラブでは、店に顔を出すことを前提として店外デートはありますが、ソープランドではそれすらもありませんのでご注意を。

■出待ち・・
コンパニオンが気に入って、中には店舗終了時間を狙って「出待ち」をするお客がいるそうです。
これはコンパニオンにとっても店舗側にとっても迷惑以外の何物でもありませんので止めておきましょう。
場合によっては「引き抜き」と勘違いされたり、出入り禁止となる場合があります。

■クレーム
退店直後の事後アンケート時に、あまりにも態度の悪かったコンパニオンを指摘するくらいならかまいませんが、ある程度の許容量をもっておかないと、ただの「うるさい客」になってしまいます。
クレームを言ったことにより、「特別に」と次回割引券をくれる場合もありますが、これに味をしめて毎回クレームを言ってると、そのうち煙たがられることになります。

ソープランドは歴史も長く、完成度の高い性風俗です。
そこには「見えない常識」が存在し、遊び上手でコンパニオンや店舗に気に入られるお客は間違いなくこのあたりを周到しています。
「上客」として認知されるとなにかと得をするものですので、ひとつづつ覚えていくと良いでしょう。

ソープ街での注意事項

ソープランドが多数集まる場所を「ソープ街」と呼びます。
吉原、すすきの、金津園、福原、雄琴、中洲など全国には多くのソープランド密集地帯が存在します。
あまり風俗に縁のない人ではこういった場所での振る舞い方を知らないことも多く、現地で困ってしまうことも少なくありません。
各地方で若干内容は変わりますが、ソープ街での常識的な注意事項を覚えておきましょう。

●客引きは無視する!
一般的な人がイメージする印象と実際のソープ街は雰囲気がずいぶんと違い、基本的には「治安の良い場所」です。
通常ソープランドがある場所には「ほとんどソープランドしかない」状態であり、そこで行き交う人々もソープ店関係者かお客だけです。
しかし「裏風俗」といわれる無許可の風俗店をしている連中がソープ客を狙って客引きをしていることが多く、ボッタクリ店であることも少なくありません。
ソープ街での唯一のトラブルの要因は客引きによるものだと知り、完全に無視することを心がけましょう。

●混んでる時は街ごと混んでいる可能性あり
超人気店などはいつも待合室がお客であふれている、といった感じですが、週末や大型連休、また給料日になりやすい月末などは、ソープ街全体にお客があふれてしまうことがあります。
これは飲み屋などの飲食店が繁盛する時期と同じで、誰しもが似たような行動をとるということです。

そのときの気分の盛り上がりと勢いだけで事前調査もせずにソープ街に向かってしまうと、クリスマスのホテル街のように「難民化」してしまうこともありますので、予約をきちんと入れていきましょう。
また、予約であっても繁忙期の「フリー予約」も入店してから待ち時間がでることも少なくありませんので、ネット写真によってキャストを限定することが大切です。

●営業時間帯を過ぎるとゴーストタウン化する
ソープランドの営業時間は夜の0時までと法律で定められており、全店がこれをシビアに守っています。
この時間帯を過ぎるとキャストと従業員がどんどんと帰宅するだけで、後は何もないゴーストタウン化します。(すすきのなどの繁華街混在型は除く)
この時間帯に街をうろつくと、キャストを付け回すストーカーと勘違いされて警戒されるだけで、けっして気分の良いものではありませんので、ソープ街から離れるようにしましょう。

また最終狙いのソープ客もいるので、閉店後は近くの居酒屋などが混雑することもありますから、帰りに一杯引っ掛けたい時などは事前にいくつかの飲み屋を調べておくのもよいでしょう。

●変装の小道具は必須かも?
知り合いが多く、しかも地元に近いソープ街などで遊ぶ場合は「変装」しておいたほうが無難です。
ソープランドは思った以上にたくさんの男性が利用する場所ですので、「有り難くない出会い」がないとも言い切れないのです。

法を守った風俗営業をしているので、ソープで遊んだからといって犯罪を犯しているわけではないのですが、学校の先生や公務員、責任のある立場の方などはもちろん、一般の方でも知られないに越したことはありません。
帽子やマスクなどで最低限のカムフラージュは忘れずに。

●飲むなら帰りがオススメ
すべての男性には当てはまらないかも知れませんが、アルコールが入ると感度が鈍ります。
飲むと性的な興奮もしますが、サービスを受けてもイキにくくなり「不発」の原因になることもあります。
ソープ街に向かう途中には飲み屋があることも多いですが、グッと我慢し、すっきりしてからのお楽しみにしましょう。

客引きに注意すること以外は些細なことばかりかも知れませんが、よりエンジョイするためには工夫も必要です。
一般生活とは異質な常識があるソープ街の禁止事項を守り、ソープライフを満喫しましょう。

ソープランドとヘルスの本質的な考え方の違い

ソープランドとヘルスなどのソフト風俗サービスには「本番の有無」という決定的な違いがあります。
サービス面ではそれだけの違いしかありませんが、来店するお客の求めるものも違えば、店舗側の運営に対する考え方も大きく違っています。
それぞれ数店ずつ体験すれば理解できますが、知れば知るほどに「本質的にべつもの」であることに気付かされます。
さまざまな面からソープランドとヘルスを代表するソフト系風俗の違いを見てみましょう。

●キャストの外見についての考え方の違い
風俗遊びにおいて一つの大切な要素に「どんな子がいるか?」ということがあります。
そして「外見レベル」はまず最初に気になるところです。
店舗型ヘルスやデリヘルにおいてはこの部分が全体の満足度の大部分を占めると言ってよいでしょう。
口コミサイトにおいても、ヘルスやデリ版で投稿する人たちは「どこ店舗にこんな可愛い子がいた」「アイドル並みの美形を発見した」などと、キャストの外見について語られる書き込みをよく見かけます。

一方、ソープ好きの人の書き込みには外見だけでキャストのレベルを判断する人は少なく、いくら美形のキャストであっても接客が悪かったりすれば厳しい批評を下します。
ソープ好きの人はキャストに「トータルバランス」を求める傾向にあります。
こういったことが「キャストの質」に反映し、ソフトサービス系ではスカウトに最も力を入れ、ソープランドでは「教育・指導」にもっとも力を注ぐ傾向にあります。

●金額設定の違い
ソープ好き、ヘルス好き、デリ好きでは金額に対しての価値観も違います。
ソフトサービス系では「安いことが正義」であり、そこに例外があるとしたら、先ほどの「外見レベル」くらいでしょうか?”可愛ければ”高額な料金を支払う価値がある、と考える傾向にあります。

これがソープランドの場合は少し違ってきます。
ソープ好きの男性は外見だけでなく、プレイ内容や接客態度、店舗設備の充実なども同時に評価の対象するために、ある程度高い料金であっても「納得できる内容なら・・」と考え、コストパフォーマンスの計算を忘れません。
こういったお客の傾向は店舗経営にも大きく反映するため、ソープランドでは「高額な料金を支払ってもらえるだけの付加価値」を考え、ソフトサービス系では「いかに安く若く可愛い子を提供するか」の工夫をします。

この方針の違いが両者の最大の差と言ってもよく、薄利多売はキャストに大きな負担をかけてしまうために、ソフトサービス系のキャストは短命な子が多いのです。

●技術とアイデアの違い
「ソープランドは風俗の王様」と呼ばれていますが、「実は現代性風俗の元祖」でもあります。
これは世界中を見渡してもソープランドに似た性風俗は存在しません。
売春行為に「技術」などは求められませんし、それを行う女性は「体を許せば」商売は成り立ち、料金として支払う対価としては「女性との性行為」のみになります。

そういった性風俗から発展させたものの最初の業種がソープランドと言えるでしょう。
発祥は違いますが、ピンサロやヘルスなど、現代の日本の性風俗はすべてソープランドの亜流であると言えます。

現在でもソープランドはあくまで「技術を提供する」ことにこだわり、それは今でも変わらない考えとして継承されています。
これに対してソープランド以外の風俗では「技術」に重きを起きませんので、集客を考えるときにはアイデアを重視し、インパクトのある店作りを心がけ、そして流行が過ぎればまたあらたなアイデアをひねり出す・・というサイクルで継続されているのです。

一時期の苦境でかなり店舗数を減らしてしまいましたが、最近新たな”ソープランドブーム”が起きているとも言われています。
警察当局の一斉取り締まりやエイズ問題、女性活動家による社会運動など、多くの苦難を乗り越えられたのは、たしかな技術の裏付けと、男性の心を掴んで離さない魅力を維持してきたことが理由なのでしょう。

突然ソープランドに行きたくなったら・・

性欲は突然訪れます・・。
家庭を持っていたり、常に浮気を警戒する彼女がいる男性などは登楼するタイミングに困るものです。
ところが、不意の出張や遠出などで「チャンス」が突然やってくることもあります。
しかし、全く地理感のない場所などでは、いったいどこにソープランドがあるのかさえ分かりませんので困ってしまいます。
せっかくのチャンスを活かすためのいくつかの方法を紹介しましょう。

●スポーツ新聞新聞
情報は少ないですが、スポーツ新聞でとりあえずの情報は手に入ります。
簡単な3行広告で、金額や場所、電話番号が書かれています。
ただし、家に配達されているものには風俗紹介欄はないので、店頭売りを購入しましょう。

●風俗雑誌
全国の地方版やシティヘブンなど全国規模の風俗雑誌などがあります。
コンビニや男性用DVDショップに行けば入手できます。
一時期は一世風靡したものであり、「フードル」などの言葉を流行らせたマスコミ・メディアです。

●フリーペーパー
現在は風俗雑誌よりも勢いがあり、繁華街をはじめとする街のいたるところで専用ラックが置かれています。
女性の求人用としても知られ、意外に発行部数が多いもので利用者も少なくありません。

●タクシードライバー
有名ソープ街、観光地近くにある駅に直接突撃し、駅で客待ちしているタクシーに乗り込み、運転手さんに「いいソープランド教えて下さい」と聞けばたいていは知っているはず。
実は昔からこの方法でソープランドに初登楼する人は多く、今でもよく使われる方法です。
情報に偏りがありますが、とりあえずどこでもいいから遊びたい・・というときには使える方法です。
ただし、近年増えている”女性ドライバー”は避けた方が良さそうです。

●無料案内所
最近では摘発されて縮小気味ですが、大きなソープ街で見かけたなら利用価値はあります。
ソープ店が共同出資して営業していることも多く、無料案内所からの紹介限定の割り引きなどもあります。
案内所でお店が決まったら、待ち時間の問い合わせや誘導までしてくれるところもあります。

●ソープランド・ホームページ
現在ではもっとも主流な方法です。
ガラケー(フューチャーホン)・スマホ・パソコンすべてのキャリアに対応しています。
まったく知識がなければ「県名+ソープランド」をインターネットに打ち込むだけで多くのホームページがヒットし、十分すぎるほどの情報が入手できます。
また「ネット限定割り引き」などもあり、お得情報が満載なので、緊急時でない場合もチェックしていて損はありません。

●もう一つのインターネット作戦
ネット上でソープ店を検索する方法は、各店のホームページだけでなく、「ポータルサイト」も便利です。
前述の風俗雑誌編集社が紙の印刷物を捨ててネット広告に移行している流れがあり、現在の主流の一つでもあります。
各店のホームページを検索したときに同時にヒットされることも多いでしょう。

●さらにもう一つのインターネット作戦
もう一つインターネットでソープランドを知ることができます。
「Google マップ」を開いて検索窓で「ソープランド」と入れるだけです。
ソープ店の印をクリックすれば簡単なお店情報が得られ、車ならばそのまま突撃できるのでスピーディーです。

これだけ知っておけば、なんとかソープ店にたどり着くことは可能です。
ただし「行き当たりばったり」的になりやすいので、ソープ店のホームページ、ポータルサイトを使う方法以外は急場以外はあまりおすすめできないということも知ってきましょう。
多くの割り引きや無料でできる写真閲覧などを逃してしまいがちで、現在ではネットを使うことがソープランド探しの定番なのです。

ソープランドで働く女性の納税

日本でもマイナンバー制度が始まり、これによって税金関連について大きく変わろうとしています。
この制度によって、個人の収入や預金口座などが行政機関に把握されることになり、より正確な徴税が行われるとのことです。
ソープランドで働くコンパニオンの女性も、これまでとは違って収入に関してしっかりとした申告が必要になることとなり、今までは何となく曖昧になっていた納税も通用しなくなると予想されます。
納税関係は非常に面倒臭いもので、制度自体も複雑な上に学校などで習うものでもありませんから、正確に行うというのも難しいものです。
そういったこともあって、自営業という形で働いている女性の中には、納税がきちんと行えていないという方もいるでしょう。

ソープランドで働く女性にとって、納税をするというのは実は非常に重要です。
ちゃんと確定申告を行うことで、所得証明や納税証明といった物が発行されますが、これらは高額ローンを組む他、医療費控除などにも関係してきます。
コンパニオン女性にとって、医療費というのは性病検査などで利用することも多いですから、とても身近なものではないでしょうか。
他にも、職場までの交通費に美容グッズや化粧品の代金、下着や洋服、ドレスなどの衣装代、エステやネイルサロンなど仕事の際の美容にかかる費用、衣装のクリーニング代、お仕事で使う備品代、プレゼントや名刺代、携帯電話代などなど、様々な物が経費として計上することが出来ます。
携帯電話の料金などは、仕事用とプライベート用で分けていない場合は按分などをしなければならないのですが、こうした経費が認められれば、その分のお金が返ってきます。

そして、最大のキモであるのが源泉徴収です。
この辺りは店によって違いますので、必ず確認しておく必要があります。
真面目に経理している所であれば、支払調書を作成して給料から10%の天引きをした上で手渡しとなっているはずです。
また、ソープランドを運営している会社によってはアリバイ会社があり、そこが源泉徴収書を発行することもありますが、これを確定申告に使用すると公的文書偽造などの罪に問われることもありますし、それによって控除を受けた場合は詐欺罪にもなることもありますので注意が必要です。

ソープランドという特殊な場所での労働となりますので、ちょっと複雑になっていますが、どうしてもわからないという場合には水商売に強い税理士さんなどを見つけておくと良いでしょう。

昔のソープ遊びには情報喫茶が重要な情報源だった

最近ではインターネットの普及が進み、インターネット上で様々な情報がやりとりされ、ソープランドもお店ごとにウェブサイトを用意することで、独自の情報発信を行っています。
昔はネットに接続するためには据え置きのパソコンであったり、ネットカフェなどに行かなくてはいけませんでしたが、最近ではスマホでも簡単にネット接続が可能となりましたし、ウェブサイトを閲覧することも可能です。
ソープ遊びに不可欠な情報収集というのも、大きく様変わりしたものです。

ネットが普及する以前のソープ遊びの情報収集といえば、情報喫茶というのが定番でした。
情報喫茶というのは、一見すると普通の喫茶店なのですが、その実はその地域のソープランドの情報屋であり、様々なお店に関しての情報を持っている喫茶店です。
そこに入って、まずは何かをオーダーすると、お店の方が「今日は遊び?」などと話かけてきて、予算や好みのタイプなどを聞き出し、それに見合ったお店へと取り次いでくれます。
この手の案内所は遊郭時代から引手茶屋という名称で存在していて、それの現代版と言ったところでしょうか。

情報喫茶が持っている情報というのは、出入りしているソープランドのその日の出勤情報などで、ウェブサイト上ではボカシが入っている写真などでもボカシ無しであることもあり、そういうのはちょっとした強みです。
しかし、昔ほど詳しい情報を持っているのかというと疑問で、昔はある店の人気嬢が退店して、次に何処へ行ったとかいうような情報や、店を辞めたコンパニオンの女性に対してどんな店が待遇や環境がいいのかなどの相談に乗ってあげたりとか、本当にそこでしか掴めない情報というのをいくつも抱えていたのですが、今では衰退してきたとあって紹介所のような形になっています。
中にはまだ地域と深い付き合いがあって、多くの店や女性と付き合いのある店もありますから、一概に情報量が減ったというのは難しいかもしれません。
要望からお店が決まると、喫茶店のマスターがそのお店に連絡をして、男性スタッフの方や送迎を喫茶店まで呼んでくれて、そのままお店へ向かうという具合です。

ネットの普及で徐々にその価値は失われつつありますが、それでも値引き交渉などをやってくれるあたり、素人には有り難い場所ではないでしょうか。
現在では吉原にしか情報喫茶はありませんが、130軒以上ものソープランドが軒を連ねる吉原では、まだまだ有用な場所であるのは間違い無いですし、昔のソープ遊びを楽しむのであれば、こういった所を利用するのも雰囲気があって良いでしょう。