短命に終わった日本初の女性用ソープランド~その1~

2020年現在、日本全国にあるソープランドの数は約1,200軒前後となっていて、これは右肩下がりに減ってきています。
その全てが男性が客として利用するいわば男性用ソープランドというものですが、逆の女性用ソープランドが存在しないことに疑問を抱いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は過去に女性用ソープランドが存在していたものの、わずか8ヶ月で閉店となっているのです。
そこで今回は、この女性用ソープランドの顛末について詳しく取り上げてみます。

日本初の女性用ソープランドは福岡にあった

日本初の女性用ソープランドは、2007年2月に福岡の中洲にオープンしました。
「ホストソープ」と銘打ったそのお店は開店前から話題となり、日本全国から利用者が訪れて短期間にリピーターも出てくるほどの大人気店となったのです。

まず料金ですが、料金は90分30,000円で延長は30分で10,000円。
普通のソープランドであれば、ちょっと高めな大衆店~安めの中級店といった価格でしょうか。
オープン当初の2月は1,000円引きなどのキャンペーンも行われていたようです。

システムですが、普通のソープランドと同じくホームページや来店時に男性のパネルで顔や名前、年齢、体のアピールポイントなどの自己紹介を参考に、写真指名という形です。
ちょっと違うのは、選ぶ際には3人まで候補を選んでラウンジで実際に会話をしてみて、その中から1人を選んでサービス開始となるいわゆる顔見せシステム。
男性用のソープランドでは顔見せぐらいはしても、実際に会話して選べるお店というのはあまり聞いたことはありません。

また、プレイについては普通のソープと同じように、風俗ですから当然挿入はNG、女性はお店が用意したバイブで楽しむというシステムです。
全盛期には在籍数30名以上となり、大繁盛していたのは間違い無いようです。

男性キャストの給料は?

気になるのは、この男性キャストがもらえる給料。
普通のソープランドであればコース料金の60%前後がバックとして還元されるのが一般的で、それに加えて延長や指名でボーナスが付くといった感じです。
90分30,000円とやや高額の料金設定のこのお店、実際に男性キャストの募集条件ではどうだったかのかというと、

・18才~30才位まで
・未経験者OK
・バック90分10,000円~ (指名バック+2,000円)
・完全全額日払い制
・月収100万円以上可能

90分で10,000円というのはかなり安く、バック率は50%以下。
普通のソープであればまず女性キャストは集まらない額で、18,000円ぐらいの価格のお店の給与といった所でしょうか。
募集では月収100万円以上可能と謳っていたようですが、実際にはほぼ不可能だったようです。

今回は、女性用ソープランドのシステムなどについて触れてみました。
次回は、この女性用ソープランドで発生した様々な問題点について取り上げてみます。