福原ソープ嬢の本音と実態

ソープランドの主役であるコンパニオンたちは独特の価値観と性質をもっています。
特殊な仕事内容と環境の中で、彼女たちはどういった気持ちと考えをもっているのか興味がそそられます。
1000人近いソープ嬢が在籍すると言われる『福原ソープ街』のコンパニオンたちの本音と悩みを探ってみました。

■体調が悪い・・
元気な笑顔を振りまいて健康美を商売道具にするソープ嬢ですが、実は体調不良を訴える子が意外に多いのです。
福原にはNS・NN(生入れ・生中出し)の店舗が非常に多くあります。
コンパニオンは避妊対策としてピルを使用しますが、自然の生理現象に逆らうことになりますので、とうぜん健康体を維持するのが難しくなります。

詳しくいうとピルはホルモン剤ですので、この副作用として肥満があり、ソープ嬢にぽっちゃり気味の子が多いのはこのためです。
毎日数回風呂に入りますので、肌荒れはソープ嬢の職業病だと言えますし、特殊なプレーをするうちに腰を悪くしている子も多くいます。

■もう恋愛はできない・・
福原には毎日数えきれないほどの男性客が訪れます。
人気店ともなると、毎日7~10人ものお客の相手をしなければいけません。
恋愛は心と体の両方でするものですが、そのうちの「体」の部分を過度に酷使するために異性に対して、一般の女性とは違う感覚になってしまうは仕方のないことでしょう。

それに本能をむき出しにした複数の男性と接するうちに、少女が抱くような、良い意味での男性対しての”幻想”が抱けなくなっているようです。
もし結婚するとしても、その相手に求める条件の1位は「お金持ち」だそうです・・

■辞めたくても辞められない・・
ソープ嬢は常識はずれの収入を手にすることができる職種です。
福原の高級店の人気嬢に至っては、1日に20万近くも稼ぎだす子もいますし、入店まもない子であっても数万円稼ぐことができます。

もちろん同年代の女性よりも生活水準は高く、金銭感覚も異次元的です。
一度リッチな生活をしてしまうと、人はそこからレベルを落とせないものです。

前述のように体を酷使する仕事なので、そう長くは務めたくない・・というのが本音ですが、いざソープを辞めて他の仕事で同じくらい稼げるところはありませんので、みなさんズルズルと在籍期間が伸びていくようです。
中にはしっかり将来設計を立てて数千万円の貯蓄をもつソープ嬢もいますが、遊びほうけてしまう子も少なくありません。

ソープランドを辞めた時には、その近辺で付いたお客とバッティングする可能性もありますので、福原近辺から引っ越ししなくてはいけませんので、それなりの準備が必要なのです。
そして一度ソープ嬢を卒業した子でも、また数ヶ月して舞い戻ってくるケースも少なくありません。

高額な収入と多くのリスクをもったソープ嬢という職業の舞台裏は、知れば知るほどに過酷な状況のようです。
ソープランドに勤務する、女の性を売り物にする、ということは、自分の人生を切り売りするようなもののようです。