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ハルバーシュタットの埋蔵金

09/09 12:53

ハルバーシュタットの埋蔵金

 
 
『ハルバーシュタットの埋蔵金』を観ました。
 
 
自由と混乱が交錯する統一前夜の東ドイツを舞台に描いた社会派コメディ。
1990年の夏、東ドイツで暮らす幼なじみのマーレン、ロベルト、フォルカーは、旧体制下で廃棄されるはずだった大量の紙幣が残された地下坑道を発見する。貨幣価値を失った金を手にした彼らは、仲間たちと協力して物質と交換する独自の流通網を築き上げていく。西側資本主義に小さな反旗を翻すその行動は、やがて大きな冒険へと発展していく。

 
 
「ベルリンの壁崩壊後、大量の東ドイツ紙幣がある地下坑道に運び込まれた。そこで腐らせる計画だったが、11年後の2001年、真新しい東ドイツ紙幣がコレクター間で流通していることが分かった。誰かが地下坑道に侵入して盗みだしたようだが、被害総額は分かっていない。」
という実話がベースになっています。
 

 
まず、なんで燃やさんかったし。と思うよね。
腐らせる計画ってなに?
燃やす方が普通に簡単じゃね?( ˙-˙ )
まぁ今さら言うたとて、ですが。
この事件があったからこそ、この映画の着想が生まれたわけですが。

 
 
映画はほのぼの系でした。
みんな失業してるし、贅沢はできないし、最終的に街ぐるみで盗みを働くけど、ほのぼの。
これはなんか終わりかけ社会主義の感じをうまく出してるのかな〜と思った。
個人がいかに働こうが失業してようが、財産は基本国有?というかみんなでワケワケしましょう!が、一応タテマエだからね。終わりかけてるけど。
明らかに格差がついてしまった西側に対して憧れもありつつ、でも自分たちは東だしという諦めみたいなものもある。

 
 
社会主義だから財産は人民みんなのモノでしょ?を口実に紙幣を盗み出す一方で、自分たちが何十年も信じてきた社会主義とはなんだったんだ?という悲哀も劇中では垣間見えます。
それでも人々はしたたかで逞しかった。
そしてお金はやっぱり魅力的だった。

 
 
ラストはちょっとわたし的には微妙でした。
夢はあるけど…それ買って今後どうするん?
どうやって生きていくの?
と思ってしまった。
まぁ、彼らは逞しいので資本主義にもすぐ順応して、新しい商売でも始めるのかな!
ということにしておこう。
 

 
それなりに面白かったけど、映画館じゃなくてもいいかな。
そのころドイツにいたよ!なんて人は特に楽しめるだろうなぁ、という映画です。

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