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09/18 13:01
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』を観ました。 ニューヨークの貧しい家庭に生まれたアフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソンは、貧困や差別から抜け出すため18歳で海兵隊に入隊する。沖縄のキャンプ・ハンセンを経て、1966年にベトナム戦争の最前線へ送られた彼は、苛烈な戦場でただ人を殺すことを強いられ、命を奪う経験を重ねるうちに心の感覚を失っていく。やがて23歳で帰国した彼を待っていたのは、戦場の記憶に縛られる日々だった。 アレン・ネルソンが入隊して受けた教育は「考えるな」「従え」「殺せ」。 戦争をするってそういうことなんだよね。 戦場では人間らしく振る舞っていたら生きて帰れないか、味方を危険にさらすか、もしくは気が狂うか。 そういうことなんだと思う。 PTSDに苦しむネルソンと向き合った精神科医は「あなたはなぜ人を殺したのか?」と、酷すぎる質問を投げかけ続けます。 その問いの先にあったものは、はたして救いと言えるのか。 アレン・ネルソンはPTSDと闘いながら語ることを選び、市民団体の協力を得て日本でも1200回以上の講演を行いました。 枯れ葉剤の影響で病に冒され、61歳で亡くなりました。 映画館はほぼ満員でした。 エンドロールが終わって劇場が明るくなり、満員の観客がみな無言で席を立ったのが印象的でした。 たぶん、みんな頭の中でいろんなことを考えてたと思う。 考え方とか映画の受け止め方は人それぞれだけど、自分で考えるのが一番大事。 戦争遂行の第一条は「考えるな」だからね。 その意味で反戦映画として大成功だと、観客が示しているようでした。 観て良かったです。
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