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07/02 12:53
ロングウォーク
『ロングウォーク』を観ました。
戦争により国家が分断された近未来のアメリカでは、困窮する社会への光として「ロングウォーク」という競技が国をあげて開催されていた。
ルールは4つ。
・時速4.8キロをキープすること
・速度が下回ると警告開始
・3つの警告で即死
・最後の1人になるまで歩き続けること
若者たちは装甲車に囲まれ、銃を向けられながら、休息も睡眠も許されない極限状態のなかで必死に歩き続けるが……。
終わりがない。
救いがない。
辛い映画でした。
時速4.8kmがどれくらいか、100km、200km歩いた体と精神がどうなるのか、体感として知っているのでなお辛かった。
それでも普通はゴールがあるじゃない。
ないのよ、ゴールも。救いも。
それでも普通はゴールがあるじゃない。
ないのよ、ゴールも。救いも。
参加者たちは勝者は1人だけだと分かっていても、助け合い励まし合う。距離が進むほど連帯感が生まれる。「自分以外の参加者」が「仲間」になる。
その感覚も知っている。
ただ、このゲームは、脱落=死。
最後のひとりになるまで。辛い。
助けたくても、本当には助けてあげれない。自分も同じ地獄にいるから。
仲間の死こそ自分が生き残る唯一の道であるという事実が重い。
最初の処刑で衝撃が走ります。
映画を観てる観客も、このルール本気なんだってここでいきなり気づかされます。
仲間を失いたくない。
処刑なんか見たくない。
でも自分だって死ぬわけにはいかない。
目を閉じて耳を塞いで、歩き続けるしかない。
歩き続けるのも辛けりゃ観続けるのも辛い。
もう完全に理不尽と無慈悲の極みです。
辛くて後半ずっと泣いてました。
そして訪れる衝撃のラスト。
結局救いはなかった、どこにも。
この映画のための書き下ろしだというエンディング曲でまた号泣。
エンドロールで号泣したの初めてだわ。
『サブスタンス』と双璧をなす衝撃作でした。
違う方向の衝撃ね。
感情がぐちゃぐちゃになった。
わたしは人に衝撃を与える映画は良作だと思っているので、これもその1つに入りました。
鬱なりそうだけど。
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