福原ソープランドとSB協会のお話

全国のソープランドのほとんどが「特殊浴場協会」というソープランドの共同体を組織し運営されています。
関西では福原ソープ街が『神戸SB協会』という組織を持ち、全店舗が加入しています。
この組織の存在意義を知らない人が多いようですが、意外に福原のソープ街を形成する全ての要素にSB協会の影響があるのです・・・。

●協会の意義

世の中のビジネスのほとんどすべてに「協会」は存在します。
弁護士・理容・美容・飲食・流通・運輸・・・数え上げればキリがありません。

こういった協会は、業界自体をより良い方向へ導き、業界崩壊を防ぐことが第一の理由です。
「弁護士は悪いことばかりする」といった噂が広がれば、真面目な弁護士にも仕事が来なくなり崩壊します。
ソープランドなど世間からのバッシングがキツイ業界ではなおさらのこと、”協会”が必要になるのです。

●神戸SB協会の歴史

ソープランド自体が1970年代に誕生したものですが、福原のSB協会は20年前に「兵庫特殊浴場協会」が構成され、名称を変更し、今に至ります。
当時はソープランド(前身のトルコ風呂を含む)は世間からの風当たりが強く、性病の蔓延や半社会勢力との繋がり、犯罪の温床などの噂があり、警察からもマークされる存在でした。
そこでソープ経営者たちが立ち上がり、業界の健全化とネガティブなイメージを払拭するための努力を始めたのが始まりなのです。

●神戸SB協会の活動

神戸SB協会は、福原ソープランドの全店舗が加入しています。
協会の活動としては、上記に書いたような風評被害をなくすために以下のような指導を各店舗に厳しく指導しています。

◎警察への従業員(ソープ嬢を含む)の名簿の届け出
◎警察への営業実態の届け出
◎風営法遵守の指導
◎建築法遵守の指導
◎衛生指導
◎半社会勢力の排除
◎薬物汚染の排除

これらは福原では徹底されていることを見ると「グレーゾーンの業界」という色眼鏡が、いかに間違っているかが理解できるはずです。
他の業界と違うところは、独占禁止法など、いわゆる「儲け」に関する規定がなく自由であることくらいです。

●神戸SB協会の意外な功績

神戸SB協会は意外な功績も残しています。
それはAIDSが社会問題になった頃にいち早く「コンドームの義務化」を推進し、それを全国に広めたことです。
また、阪神淡路大震災のとき福原は震源地に近く、ソープ街周辺の住宅は壊滅状態でした。
しかし、堅牢な造りのソープ店の多くは大きな被害を受けず、避難中の地元住民に無料でお風呂を提供したのです。
これらの慈善行為はメディアに取り上げられることがなかったため、福原の一部の人しか知らない事実です。
現在の福原は住宅街と混在した形でありながらも、住民の反対運動などは全く起こりませんが、その理由にはこの震災の一件があるからだといわれています。

●まとめ

ふだん、娯楽として福原ソープ街に足を運ぶ男性でも神戸SB協会がいかに重要な組織であるかを知る人は少ないはずです。
私たち福原ソープランドに通う男性客が、いつも安全に楽しめるのも、神戸SB協会の存在があってこそなのです。