ソープランド コンパニオンのお話

ソープランドに行った時、その満足度を大きく左右するのはコンパニオンのレベルや相性です。
しかしソープ業界で働いた人でも無い限り、その実情はあまり知らないのが事実です。コンパニオンの本音や環境などを少しでも知っておくことで、店選び、女の子選びも違ってきますし、またコンパニオンに対しての接し方も変わってくるでしょう。

【コンパニオンの素性】
ソープランドで働く女の子はさまざまな理由と経緯があり入店するのですが、基本的には「お金を稼ぐことが目的」であることは言うまでもありません。前職は多岐に渡り、OL、主婦、他形態の風俗店、キャバクラ、大学生、モデル、AV女優などがよく聞くものです。

コンパニオン集めに奔走するデリヘルやピンサロなどとは違い、女の子の方から求人を見て面接にやって来ることが多く、最近では「平成生まれ」と業界人から特別視して見られる若い世代が「どうせ稼ぐなら多いほうがよい」と潔くソープランドを選択して問い合わせがくるそうです。

ギャラに関してはもちろん高級店が最もバックも多いのですが、一人あたりの単価が安くても大衆店は集客の頭数が多いので、結果的に多く稼げることもあり、そちらを選ぶ子もいます。また大衆店はコンパニオンに対しての規律も甘めなので、気楽に働けることを理由に大衆店を選ぶ場合もあります。

一般的には「面接のハードル」は高級店はかなり高く、年齢、容姿、やる気など採用条件も厳しく、店舗の価格帯が安くなるほど面接の基準は低くなる傾向にあります。

【コンパニオンの苦労】
コンパニオンは同じ年代の女性を遥かに凌ぐ収入もありますが、その分苦労の多い職業です。高級店ならば「ノルマ」も存在するようです。ある程度指名がとれなければ除籍されることもあり、自分の接客術とプレイテクを磨かなければいけません。高級店ではコンパニオンが自腹でタバコやお酒、おみやげなどサービスしてくれることもよくありますが、これも指名客を維持するための努力です。

「店内浮気」という隠語がありますが、テリトリー意識が強いので、同じ店で二人をお気に入り嬢にするのは、できるだけ避けたほうが良いかもしれませんね。

店舗を超えたコンパニオン同士の交流もそれなりにあります。移籍などする場合はコミュニティーの情報交換により得た知識で、より働きやすく稼げる店に紹介されて店を変わることもよくあることです。

またあまり人に言えない職業であることも事実であり、彼女たちが恐れるのは「知り合いが客として来ないか」ということです。ですからあまり自分の地元で働く場合は少なく、例えば吉原なら神奈川や埼玉、千葉出身のコンパニオンが多く働く・・といった状態になります。

非常に長期間ソープ嬢として働くコンパニオンもいますが、一般的には5年ほどで卒業するそうです。特殊な肉体労働ですので、健康的な問題もありますし、やはり精神的なストレスも大きようです。自分の未来のためにまとまった金額を貯めて次なる人生を歩き始めるのです。

【コンパニオンの日常】
コンパニオンは休みの日に何をしているか・・これは男性なら気になるところですが、普通の女の子と変わりません。ただ職業柄、健康管理の意識は高く、フィットネス通いなどをする子も多いようです。指名客が多いコンパニオンはプレゼントの購入に走り回ったり、衣装の購入など、業務時間外での努力にも時間をさくことも多く「自営業」的な感覚に近いものがあります。

ギャンブルやホスト通い、飲み歩くなど、少し生活の荒れる子も中にはいますが、それもやはりストレスが過剰にかかる職業の悲しい側面です。しかし最近の若いコンパニオンは驚くほど実直であり、ソープ嬢をやめた時のことを考え、自分の将来のために資格の習得や専門分野の勉強に勤しむ子も少なくありません。

ソープランド通いも数回、数十回と足を運び続けるとマンネリかして新鮮さが失われる時期もありますが、自分を楽しませてくれるコンパニオンたちのことを少し知れば、また今までと違った価値観が生まれ、これまで以上にソープランドが楽しくなるのではないでしょうか。