抗生物質が効かない性病菌が出てきている

ソープランドで遊ぶことはとても楽しいものの、楽しさとは裏腹に危険性もあります。その代表的なものが性病で、ソープ遊びをしない人が遊ばない理由として一番に挙げる理由です。確かに、ここ数年は性病に関するニュースが多く取り上げられるようになり、そのイメージはあながち間違いではないと言えます。

ソープ遊びで発生する性病のリスクは、HIVや梅毒、肝炎、淋病、クラミジアといったものが代表的で、最近では梅毒が再流行しているというニュースが何回か取り沙汰されています。HIVはともかくとして梅毒などは抗生物質が出来た現代では不治の病というわけでもなくなり、昔に比べて性病で大きな問題になることは少なくなっていますから、ソープ遊びで性病をそこまで気にする必要もないのです。

だからといって性病を気にせず遊べるのかというとそうではありません。こうした病気には抗生物質の効かないタイプというものが登場しています。とあるニュースによれば、2010年~2013年の間に福岡を中心に、抗生物質に対して抵抗力のある淋菌が増えていると言いますし、さらに梅毒でも特効薬であるペニシリンが効かない菌が出ています。

こうした菌が増えたのには諸説あり、治療に際して本来では必要な量を必要な種類だけ、必要な期間だけ使うべき抗生物質がむやみに処方され、それを服用したことで菌に耐性が出来てしまったとか、外国人利用者が保菌していた菌に耐性菌が混じっていて、そこから日本国内に広まったなどなど、実に多くの理由がありますが、現実にこうした耐性菌が広まっているのは事実です。

ソープランド側もこうした現状は認識していて、危機意識の高い店は性病予防に力を入れていますが、やはり価格の高い店ほどそうした意識が強い傾向にあります。格安店などではどうしても接客数で利益を出す方針ですから性病リスクも高くなりますから、いくら性病検査を徹底しても防ぎ切れないというのが現実なようです。高級店は、性病検査の義務化や接客数が少ない分だけ性病のリスクも少ないと言えますが、それでも完璧ではありません。

そうなるとやはり利用者である男性が自衛する必要があるわけですが、男性側で出来ることは全てのサービスをスキン着用で受けるぐらいしかありません。喉につくクラミジアというのもいますから、オーラルセックスでも注意しなければいけないのです。これからは今までの「感染しても治す」から「感染しないように遊ぶ」という方向へ、意識の改革が求められる時代になったということかもしれません。