他の風俗からソープランドに変えた理由

現在、日本の風俗は多様化し、ソープランド以外にも多くの風俗店が存在します。
しかし、ソープ以外で風俗デビューを果たした人が後にソープ専門に通い始めることも少なくない現象です。

風俗の中で金額設定が最も高いといわれるソープランドに、なぜ人は魅力を感じるのでしょうか?
各風俗店の常連からソープランドに鞍替えしたいくつかのパターンを見てみましょう。

●ピンサロからソープへ
ピンサロはとにかく「安さ」が魅力です。
30分で4千円くらいで遊べるので、パチンコでちょっと勝てばいける金額です。
しかし店舗設備は貧弱なところが多く、ソファーや床に直置きしたマットでのプレイになります。

その上隣のブースとはカーテンやパーテーションなどで区切られているだけなので、声などは筒抜けで、それを誤魔化すために大音量のBGMが鳴らされている状態です。

それがいい、という人ももちろんいますが、一度ゆったりと広いスペースで静かに2人だけの世界で楽しめるソープランドを経験すると、2度とピンサロへは戻れなくなるのです。

またシャワールームがないために霧吹きやアルコールでペニスを消毒する・・という衛生的に問題がありそうなのもピンサロの大きなデメリットです。

●ファッションヘルスからソープへ
ファッションヘルスは設備的にはソープに似ています。
湯船はありませんが、シャワーは完備しているので衛生面ではピンサロよりは優れています。

しかしヘルス業界は後発の「デリヘル」との差別化を図るために高級化しているのです。
「本番の無いソープ」とも言われ、値段とサービスのバランスが付けがたく、コスパが年々低下しています。
お金がないならピンサロで我慢、少し余裕があるなら本番ありのソープへGO!というような選択肢ができあがり、その中間に位置するヘルス業界は”挟み状態”と言ってよいでしょう。

またヘルス嬢はソープ嬢よりも「職業意識が低い」と言われています。
本番がない、という理由でコンパニオンの確保はしやすいのですが、その分仕事を軽く見がちで、ソープ嬢のようにテクニックで客を魅了して本指名に変える・・というプロ根性が希薄です。
サービスの質に大きな違いがでるのは当然のことなのかもしれません。

●デリへルからソープへ
今や日本中はデリヘルだらけの状態です。
現在ではデリヘルも届出制になって一人前の風俗店の仲間入りを果たしていますが、すべてがそうではありません。
車一台と女の子1人、ばら撒くチラシさえあれば誰でもできてしまいますし、それをお客の方で見分けることは難しいのです。
闇風俗とデリヘルの分別が難しいためにお客は警戒心を拭いきれません。

それにくわえ、待ち時間のルーズさ、女の子は全く教育されていない常識はずれの接客、性病の問題など、デリヘルのデメリットを上げればきりがありません。
もぐりのデリヘルなどはクレームを言う相手もいませんから、すべてお客の泣き寝入りになってしまうのです。
「風俗の王様」と呼ばれるソープランドを一度経験すると、「これこそが風俗だ!」と目からウロコが落ちるのは当然です。

●エステからソープへ
比較的新しいジャンルにエステ系、マッサージ系があります。
設備もそこそこで清潔感もあり、値段はヘルスくらい。

もともとは手コキがメインでしたが、現在ではフェラサービスが初期設定な店舗も増え、店によっては「エステ」の部分をほとんど排除しているところもあります。

エステが風俗デビューという人はあまりいませんし、ホームグラウンドにする人も少ないでしょう。
どんどんサービスは過激化しているようですが、まだまだこれからどうなるか分からないジャンルです。

昔は中国、韓国系の店舗ばかりでしたが、現在は日本人経営の店舗も増えています。
ホームページなどでしっかり調べて行かないと性的サービスの無い店舗もあるので注意が必要です。
風俗全体の勢力図からいうと微々たる店舗数しかなく、「気になるからたまには行ってみるか」的であり、お客も多くの期待はしていないようです。

エステに行った人の感想でよく聞かれる声は「エロさが全く無い」「医療行為のようだ」など、艶やかさに欠けるのがエステの特徴のようです。

性に関するすべてのプレイが標準設定となったソープランドは揺るぎなく安定しています。
これらソフトサービスの店舗でも顧客、指名客獲得のために、嬢自ら本番をこっそり容認する場合もありますが、挿入してからのプロ的なテクニックは皆無なので満足感は低いようです。
またコンパニオンの地雷の多さからもソープランドに流入してくるお客が急増しているのは納得できる理由です。