プロフェッショナルとしてのソープ嬢

ソープ嬢をいう職業は「専門職」であり、自分の能力で業界を生き抜く力が必要です。
お客を満足させるノウハウを、パーソナルに持ち合わせていかなければならないのです。
一般的にはグレーで未知数なソープランドの世界ですが、そこで必要とされる能力や資質は共通しているものです。
もしこれからソープ嬢になろうという意思のある女性ならば、「店に任せておけば稼ぐことができる」などと思わず、プロフェッショナルとしての自覚をもって、投資と努力を惜しまないようにしましょう。

●ソープ嬢にはスキルが必要
ソープ嬢は「性的サービス」を主体とするサービス業ですが、けっして「売春」と混同しないようにしてください。
売春は「体を売った対価で稼ぐ」ものですが、ソープ嬢はあくまで「サービスとテクニック」で稼ぐと捉えましょう。
売春婦は覚悟があればできますが、ソープ嬢には”覚悟と努力”が必要なのです。
ソープ嬢がプロフェッショナルとして生き抜くために、必要なスキルを見ていきましょう。

●セックス・テクニック
ソープ嬢はセックスをする際に、一般女性ができないような高度なテクニックを使います。
◎フェラチオ
◎洗体テクニック
◎手コキテクニック
◎マットプレイテクニック
◎挿入時のグラインドテクニック
ソープ嬢によってはこれに「アナル」「前立腺」などのテクニックをもち、それを売りにしていることもあります。
これらほとんどは、入店してからの「技能講習」で教わりますが、1日や2日で極められるものではありません。
そこでは最低限のテクニックの概要だけを叩き込まれ、そして実践の中で自分で磨き上げていくのです。

●外見・容姿のスキル
美人かそうでないかは、ある程度先天的なものですが、外見・容姿を磨き上げた女性は素材の良さを最大限まで引き上げることで勝負できます。
もともと10人並みの容姿であったとしても、エステやメイク術、また整形手術・ダイエットなど、考えられる美容のすべてを駆使すれば、素材の差などカバーできるものです。
とくに肌を露出してお客と接触するので、スキンケアに関してはどんな女性の職業よりもコンディションを保っていなければなりません。
ソープ嬢の中の最高ランクである、「高級店」に在籍するソープ嬢のトップたちは、もとからの美人だけではなく、自分で外見・容姿のスキルを高めた者も少なくないのです。

●会話・接客スキル
ソープ嬢には、コミュニケーション能力も必須です。
メインは性的サービスになるので、あまり話ばかりをしてしまうとクレームがくることもありますが、ほどよい会話は精神的にお客をつかまえる技術になります。
とくに本指名になった常連客には、性的なサービスだけでは不十分です。
魅力的な女性を演出するためにも会話・接客スキルは必要になります。
ソープ嬢には「女優」の一面もあり、外見やプレイで劣るソープ嬢でも、キャラや性格だけで指名ランカーになる子も少なくありません。

●おわりに
ソープ嬢は、女性を売りにする職業の”最終型”だとも言われています。
売れっ子になって大きく稼ぐためには、数え切れないほどのスキルとノウハウが必要なのです。
まずなによりも「プロ意識」をもつことが、人気ソープ嬢になるための第一歩だといえるでしょう。