月別: 2015年5月に関する福原ソープコラム一覧

ソープランドがリニューアルする理由

ソープランドというのは非常に回転の早い商売で、大半のお店はほんの数年で無くなってしまいます。
多くのお店は、2~3年のスパンで店名が変わったりしてしまい、なかなか定着することはありません。
特に、高級店よりも格安店や大衆店といった低価格帯のお店にはそういう傾向が強く見られます。
ある程度有名なソープ街でもそういった傾向はあり、西日本最大規模の福原ソープ街においても、それは同様です。

福原にあるソープランドは、現在60店舗前後であり中には創業ウン十年という日本全国で見ても最古参の部類に入る店もあります。
それと同時に、高級店の中にも歴史を辿っていくと何度も店名変更などをしているお店もあります。
例えば、福原でもトップクラスの高級店である『アマテラス』は、現在の店名になるまで4回の店名変更を行っています。

一番最初は『貴族院』という名前、次に『貴族』となり、『ル・ランデブー』となって『バルボラ』となり、現在の『アマテラス』になったという歴史があります。
『アマテラス』は、ソープランドの基本とも言える内装や外装などの雰囲気作りや男性スタッフへの教育、そしてコンパニオンの女性の質やサービスといった物を徹底して高めるコンセプトで、130分総額70,000円という高級店となっています。
その前身である『バルボラ』では、110分総額51,000円の中級店だったので、着実にステップアップをしてきていると言えます。

このように、ソープ店が店名を変更する場合というのは幾つか理由があります。
まず、「経営方針・コンセプトの変更」というものです。
経営方針の転換としては、今回例に挙げた『アマテラス』のように、中級店から高級店へと移行する際に、リニューアルオープンといった形で新しくする場合です。
コンセプト変更の例としては、福原の老舗熟女ソープであった『しんとみ』がソフトSMをコンセプトに掲げた『KOBE R&B』という店にリニューアルしたというものがあります。
次に、「警察の摘発や悪評を消すため」というもの。
摘発された店は信用がた落ち、普通はそのまま閉店するか営業再開してもまず経営難に陥ることは間違いありません。
また、悪質なサービスや性病などの噂によって客が寄りつかなくなってしまった場合も、店の名前を変えることでその禊ぎとしている場合があります。

少なくとも何の意味もなくリニューアルオープンをすることは無いので、リニューアルしたお店に行く時は、軽く下調べなどをしておくと安心出来るお店かどうかがわかるかもしれません。

生き残る高級ソープの秘密とは

日本全国には1200軒前後のソープランドが営業をしていますが、その中にはランクがあり、あまり予算が無くても遊べる格安店や大衆店、値段もサービスも上等な高級店、その中間となる中級店などなど、かなり細かくランク分けされていて、店選びの一つの指標となっています。
不況が長く続いて、一般庶民が自由に出来るお金というのも少なくなっていますが、そんな中でも高級店というのは数が減りこそすれ無くなることはなく、地道な経営を行っている高級店は今も多々存在しています。

そういった高級店では、その店独自とも言える何らかのシステムを構築していて、それが利用客に対してしっかりとアピールしているという共通点があることが多くなっています。
例えば、日本三大ソープと呼ばれている吉原の『ピカソ』、雄琴の『フォーナイン倶楽部』、熊本の『ブルーシャトー』

この3つの店舗に共通しているのは、「隠匿性」というものです。
どれも会員制であり、特に熊本の『ブルーシャトー』に至っては専用のウェブサイトすら作っていないという徹底ぶり、さらに他の2つの店舗と違ってほぼ完全な現会員からの紹介が無いと遊べないシステムといったことで、徹底しています。

『ピカソ』も『フォーナイン倶楽部』も、『ブルーシャトー』と同じ会員制ではあるものの、一見客でも遊ぶことが出来ますしウェブサイトもありますから、隠匿性という部分で『ブルーシャトー』に一歩及びません。
だからこそ、『ブルーシャトー』には「実は日本一のソープなのではないか?」というような噂まで出てくるのです。

なかなか情報が漏れない店というのは、存在を知るだけで想像力や期待が刺激されて、実際に訪れた時に自身の経験した以上のサービスを受けると、より良い物であると勘違いしやすいものです。
これらの店が、基本サービスや女性の質に力を入れているのは事実でありますが、はっきり言って全国に多々ある同ランクの高級店とそこまで大きな違いがあるかというと、そうではないでしょう。
しかし、期待が乗る分だけそのサービスを良い物と錯覚させることで、より満足感を演出しているという一種の営業テクニックと言えます。

高級店の中には、経営不振によって別の業種へ移行したり、ランクを落として経営を続ける店も多いですが、こういった形でしっかりとした柱となる売りを持っている店は、信頼の厚い良い店だと考えることが可能です。
庶民にはなかなか敷居が高いのは確かですが、それでも行く価値はある店と言えるでしょう。

ソープランド コンパニオンのお話

ソープランドに行った時、その満足度を大きく左右するのはコンパニオンのレベルや相性です。
しかしソープ業界で働いた人でも無い限り、その実情はあまり知らないのが事実です。コンパニオンの本音や環境などを少しでも知っておくことで、店選び、女の子選びも違ってきますし、またコンパニオンに対しての接し方も変わってくるでしょう。

【コンパニオンの素性】
ソープランドで働く女の子はさまざまな理由と経緯があり入店するのですが、基本的には「お金を稼ぐことが目的」であることは言うまでもありません。前職は多岐に渡り、OL、主婦、他形態の風俗店、キャバクラ、大学生、モデル、AV女優などがよく聞くものです。

コンパニオン集めに奔走するデリヘルやピンサロなどとは違い、女の子の方から求人を見て面接にやって来ることが多く、最近では「平成生まれ」と業界人から特別視して見られる若い世代が「どうせ稼ぐなら多いほうがよい」と潔くソープランドを選択して問い合わせがくるそうです。

ギャラに関してはもちろん高級店が最もバックも多いのですが、一人あたりの単価が安くても大衆店は集客の頭数が多いので、結果的に多く稼げることもあり、そちらを選ぶ子もいます。また大衆店はコンパニオンに対しての規律も甘めなので、気楽に働けることを理由に大衆店を選ぶ場合もあります。

一般的には「面接のハードル」は高級店はかなり高く、年齢、容姿、やる気など採用条件も厳しく、店舗の価格帯が安くなるほど面接の基準は低くなる傾向にあります。

【コンパニオンの苦労】
コンパニオンは同じ年代の女性を遥かに凌ぐ収入もありますが、その分苦労の多い職業です。高級店ならば「ノルマ」も存在するようです。ある程度指名がとれなければ除籍されることもあり、自分の接客術とプレイテクを磨かなければいけません。高級店ではコンパニオンが自腹でタバコやお酒、おみやげなどサービスしてくれることもよくありますが、これも指名客を維持するための努力です。

「店内浮気」という隠語がありますが、テリトリー意識が強いので、同じ店で二人をお気に入り嬢にするのは、できるだけ避けたほうが良いかもしれませんね。

店舗を超えたコンパニオン同士の交流もそれなりにあります。移籍などする場合はコミュニティーの情報交換により得た知識で、より働きやすく稼げる店に紹介されて店を変わることもよくあることです。

またあまり人に言えない職業であることも事実であり、彼女たちが恐れるのは「知り合いが客として来ないか」ということです。ですからあまり自分の地元で働く場合は少なく、例えば吉原なら神奈川や埼玉、千葉出身のコンパニオンが多く働く・・といった状態になります。

非常に長期間ソープ嬢として働くコンパニオンもいますが、一般的には5年ほどで卒業するそうです。特殊な肉体労働ですので、健康的な問題もありますし、やはり精神的なストレスも大きようです。自分の未来のためにまとまった金額を貯めて次なる人生を歩き始めるのです。

【コンパニオンの日常】
コンパニオンは休みの日に何をしているか・・これは男性なら気になるところですが、普通の女の子と変わりません。ただ職業柄、健康管理の意識は高く、フィットネス通いなどをする子も多いようです。指名客が多いコンパニオンはプレゼントの購入に走り回ったり、衣装の購入など、業務時間外での努力にも時間をさくことも多く「自営業」的な感覚に近いものがあります。

ギャンブルやホスト通い、飲み歩くなど、少し生活の荒れる子も中にはいますが、それもやはりストレスが過剰にかかる職業の悲しい側面です。しかし最近の若いコンパニオンは驚くほど実直であり、ソープ嬢をやめた時のことを考え、自分の将来のために資格の習得や専門分野の勉強に勤しむ子も少なくありません。

ソープランド通いも数回、数十回と足を運び続けるとマンネリかして新鮮さが失われる時期もありますが、自分を楽しませてくれるコンパニオンたちのことを少し知れば、また今までと違った価値観が生まれ、これまで以上にソープランドが楽しくなるのではないでしょうか。

ソープランド必勝法

性風俗で遊ぶ時、必ず「成功」と「失敗」があります。それはソープランドに行った時も同様であり、せっかく高い料金を支払い、心身共にリフレッシュしに行くのですから、高い満足感を味わいたいものです。

ソープランドの経営陣の方でも、お客が「失敗」「地雷」と感じるような事態にならないことを願っています。それはリピーターを多く確保することを業務の指針にしているからです。ソープには「ボッタクリ」や目先の小さなお金に走るような行為はしませんので、不満の多くはお客側の遊ぶ知識の少なさや勘違いが原因の場合も多いのです。

「ソープランド必勝法」と題して、自分の本当に満足できるソープランドでの遊び方を、いくつかの注意事項を挙げながら紹介します。

【まずは基本から】
ソープランド遊びで失敗しないためにはとにかく”情報収集”が第一です。現在ではほとんどの店舗がホームページを配信していますので、コンセプト、料金、キャストの写真、割引キャンペーン、アクセス方法などは確認できます。ソープの慣習から「総額表示」がされていない場合もありますが、その場合は電話にて確認を。
パソコン、スマホ、ガラケー全てに対応しており、危険なアダルトサイトとは全く違う性質のものですので安心して利用できます。
【もう一つのインターネット活用法】
ネットで情報を得る場合、店舗が配信するサイトではなく、風俗雑誌を刊行していた出版社などがつくる「風俗ポータルサイト」があります。店ごとの人気ランキングなども掲載されていたり、その風俗街の全体像をつかむには非常に便利なサイトです。

そして個人配信による「口コミサイト」またはツイッターや2chの風俗スレッドなども役立ちます。来店したお客の生の声が聞け、そこには利害が発生しないために最も信用できるとも言えます。ただこの場合注意しなければいけないのはその投書はすべて「個人の主観」によるものである、ということで、人の価値観はさまざまですので、その人が神経質過ぎたり、また勘違いをしていた場合などは店やキャストに落ち度がなくとも低い評価を投書する可能性は多々ありますので、あまり偏った口コミは信じないようにしましょう。

【パネルには限界があることを知る】
「地雷」として最も言われるのが「パネルマジック」です。写真と本人の印象が違う場合を言いますが、写真は3次元のものを2次元に移し替えるものですので、受ける印象は違うものです。動いているテレビでさえ、実際に芸能人を目にした場合、印象が全く違うこともよくあることです。あくまで”目安”としておいたほうが無難です。ネット写真を見て期待感をふくらませ過ぎると、それが”パネマジ”を引き起こす原因ともなります。

ホームページでは店舗、キャストにより動画グラビアを配信していることもありますので、そちらならさらに深くビジュアル確認ができるはずです。

【お店の推し嬢とランカー狙い】
ホームページや来店してからの受付で、店舗側が勧めてくるキャストはサービスが良い子が多いのが普通です。初来店のお客はなんとか掴みたいのが店側の本音ですので、ルックスは度外視してそれに応じてみるのも方法の一つです。

もう一つはホームページ上のキャスト写真に「指名NO.1」とか「ランキング何位」とか書かれている子に目星をつけるという方法もあります。指名客を多く持つ子は間違いなくサービスが優れていると思ってよいでしょう。

【会員になるかどうか】
高級店なら会員入会義務のある店舗が多くあります。大衆店や格安店でも会員システムを置いているところがあり、またメルマガ会員というネット上から契約する会員システムもあります。一概には言えませんが、たいていは値引きや予約の優先、新情報の配信、ポイント制度など多くの特典がありますので、メリットは多いでしょう。高級店なら明らかに会員と非会員の線引きをしてくれ、お得度も高くなりますのでオススメです。
【自分自身が努力すること】
ネット上でキツイ評価を下している人は、少し神経質で、あまりに多くを店とキャストに期待しすぎている人が多いように感じます。しかしキャストは女性であり、生身の人間で感情もあります。特に若く未熟なキャストは接客業をする人間としての技術も万全でない子も多くいます。対面の時点からやる気がないような子は論外ですが、あるていどはこちらからテンションを上げたり、おだてたりするのもサービス地雷を引き当てることの防止策になります。「お金を払っているんだから・・」と頑なに考えず「ナンパ」でもしに行くくらいの気持ちがちょうど良いのです。

以上のようなことを注意すれば格段に失敗は減るでしょう。ソープに行くときは性欲が先走りますが、少しだけ冷静さを保つことで結果は違ってきます。「遊び」と言っても経験も必要です。楽しく場数を踏んで、失敗のないスマートなソープ巡りを満喫しましょう。

初心者向けソープランドで使われる用語集【プレイ編】

ソープランドでは、風俗の王様と言われるだけあって、様々なプレイが行われます。その中には普通の生活ではまず耳にしない用語もあるので、風俗初心者の方には用語だけ聞いてもわからないのではないでしょうか。
そこで、ソープランドのプレイにおける用語を集めてみました。

[ダブル、トリプル]
時間枠を複数取ること。ダブルなら二枠、トリプルなら三枠。HPなどに表記されている「40分1万円」などというのは、シングル枠での値段。時間が倍になれば料金も倍になる。

[S]
スキン(コンドーム)のこと。S着と書いてあればスキン着用でのサービスとなる。

[NS、生]
どちらもノースキン、コンドーム無しの意味。快感は高まるが同時に性病の危険性も高まる。

[即即]
即尺・即ベッドの略称。尺は尺八でフェラチオのこと。入浴前に行われるが、悪臭とか恥垢など不衛生な状態や性病の恐れがある客には、基本サービスでも行われないこともある。

[スケベ椅子]
凹の形をした椅子で、へこみ部分に手を入れて局部やアナルを洗う。

[くぐり椅子]
スケベイスの中央部分が空洞になっていて、体を入れられる造りになっているタイプのもの。スケベイスよりも格段に値段が高いので、高級店で利用されていることが多い。

[椅子洗い]
スケベイス、くぐり椅子に座らせた客を、胸や陰毛など体で洗うプレイの総称。

[マット]
エアーマットを用いたプレイ。マットプレイと呼ばれることもある。ソープ特有のサービスだが、保健所の基準では設置してあると違法なので、摘発の理由となる。

[泡踊り]
マットに寝転んだ客に、嬢が石鹸を泡立てて自身の体に塗り、胸や陰毛を使って体を洗うプレイのこと。一日に何度もこれを行うと嬢の肌が荒れるので、現在ではローションを使ったボディ洗いが一般的。

[壺洗い]
膣を壺に見立てて、椅子洗いやマットプレイの際に指やペニスを膣に入れて洗うプレイ。

[たわし洗い]
陰毛をたわしに見立てて、椅子洗いやマットプレイの際に陰毛で体を洗うプレイ。

[花時計]
騎乗位になった嬢が、挿入部分を中心にして回転するプレイ。

[潜望鏡]
浴槽で行われるプレイで、対面になった男性客の下半身を正座した嬢の太ももの上に乗せ、水面上に出たペニスをフェラチオするプレイ。

[二輪車]
男性一人に対して2人の嬢が同時にサービスを行うこと。3人ならば三輪車となる。

この辺りが、ソープランドのプレイでよく使われる用語です。
用語を知っていればどのようなプレイかを想像することが出来ますから、情報を仕入れる時に必ず役に立つことでしょう。

初心者向けソープランドで使われる用語集【上級編】

ソープランドで使われる用語は非常に面白いもので、前回は【初級編】ということで比較的良く使われる言葉を解説しました。
今回は【上級編】としまして、ちょっと耳慣れない用語も解説していきます。

[裏を返す]
一度入ったソープ嬢に再度入ること。店によってはこの回から本指名として扱う所もあるし、三回目から本指名とする場合もある。

[切り返し]
ソープ嬢と対面してから延長をすること。プレイ中に延長を決めたりするのもこれに含まれる。店によっては延長時間を本指名とする所もある。

[魚雷]
態度の悪い客のこと。地雷の対義語のようなもので、主にソープ嬢や店側が使う。

[姫予約]
店がソープ嬢の予約を開始する前に、ソープ嬢が客の予約を店に入れること。ソープ嬢の馴染みとなった客だけが出来るもので、予約が取りづらい嬢でも優先的に予約を入れられる。

[振替]
指名したソープ嬢とは別の女性をあてがわれること。指名した嬢が急に休んだとか予約で一杯だったなどの様々な理由で行われる。また、本来は在籍していないのに指名を受けて振替だけで営業するような悪質店が行う手法でもある。

[義理風呂]
主に新人のお茶をひきそうなソープ嬢に、店側が他店のボーイなどに客として入ってもらうこと。料金は店が出すこともあるが、ボーイの自腹であることも多い。女性を引き留めモチベーションを上げさせるためのいわばサクラ。

[裏引き]
ソープランドにおける御法度の一つで、店を通さずソープ嬢と客が直接営業を行うこと。バレればソープ嬢には罰金、客側は出禁などもある。

[ポン引き]
店の従業員になりすまし、路上で店へ誘導する振りをして別の場所でお金を巻き上げる人。繁華街に多く、楽しむどころかトラブルに巻き込まれる可能性の方が高いので、声を掛けられても絶対についていってはいけない。

[太客]
嬢によって定義は違うが、ダブルやトリプルで入ったり、ソープ嬢にとって金払いの良い客のこと。

[NG客]
嬢個人が接客不可とした客のこと。プライベートで知り合いだったり、嬢に嫌われたりするとなる。店には入れるので、同店の他の嬢に入ることは可能。

[店泊]
ソープ嬢が仕事終わりにそのまま店に泊まること。早朝ソープをやっている店などで、ラストまで入っていた嬢がそのままオープンからといった場合に行われる。

こんな所が、ソープランドでよく使われる用語です。
上級編には聞いたことがない用語もあったのではないでしょうか。
知っていればちょっと「おっ?」と思われるような言葉もありますので、話の種に覚えておくと良いかもしれません。

初心者向けソープランドで使われる用語集【初級編】

流通や小売、飲食に芸能など、どこの業界においてもその業界独自の専門用語というものがあります。
それらは当然風俗業界にもありまして、その代表たるソープランドでも数多くの専門用語があります。
今回は【初級編】として、比較的よく使われる用語の用語集です。

[ソープ嬢]
ソープランドで働く女性。コンパニオンとか泡姫と呼ばれることも。

[ボーイ]
ソープランドで働く男性。受付や客の案内、消耗品の補充などの雑用をこなす表に出る裏方。

[部屋持ち]
自分用の個室を持っているソープ嬢。その店のトップクラスの人気嬢で、割り当てられた個室の内装を自由にしたり出来る。主に高級店にこのシステムがあるが、大衆店や中級店でもソープ嬢のモチベーションアップにこの制度を取り入れている所もある。

[お茶をひく、お茶ひき]
指名などがなく待機状態のこと。ソープだけではなく水商売全体で使われる。遊郭時代からの名残で、かつては手空きの女性に提供用の茶をひかせていたことから。

[入浴料]
ソープランドの店舗側に入る料金。店に入る際にフロントに支払うのが通例。

[サービス料]
ソープ嬢が受け取る料金。個室に案内されてからソープ嬢に直接支払う。相場は、入浴料の1.5倍~3倍。

[総額料金]
入浴料とサービス料を合わせた料金。格安店や大衆店ではこの形式で値段を記載していることが多い。割引やら消費税やらが全て計算された額になっている。

[本指名]
一度接客をしてもらったことのあるソープ嬢を指名すること。本指名の数=その店での地位とも言えるので、本指名で入ると喜ばれることが多い。

[フリー]
ソープ嬢の選択を店側に任せること。写真などを見て選べることもあるが、その場合は店によって写真指名扱いになることも。基本的にお茶ひきの嬢があてがわれる。

[写真指名、パネル指名]
受付で用意されているパネルや写真からソープ嬢を選ぶこと。修正などによって美化されているのが基本で、写真とちょっとぐらい違う嬢が出てきても怒ってはいけない。

[口開け]
その日最初の客のこと。風俗用語としてソープ以外でも使われている。

[上がる]
一般的には仕事が終わる終業を意味するが、ソープ用語としては業界から居なくなることを意味する。

[下がる]
上がるとは逆に、一度辞めたソープ嬢が業界へ戻ってくること。

[飛ぶ]
ソープ嬢やボーイが、連絡無しに急に辞めてしまうこと。ハードな業界であるため、どの店でも必ず一度は遭遇する。

[地雷]
客から見て態度やサービスが悪いソープ嬢のこと。風俗全体で利用されている用語の一つ。

これらの用語は、インターネット上の掲示板などで情報交換などでもよく利用されていますので、ソープを利用するなら是非覚えておきたい用語です。

福原ソープ業界裏事情 VOL.2(ソープ業界と地域・法律編)

昨日は、福原ソープ業界裏事情 VOL.1をアップしましたが、本日はVOL.2になります。

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ソープランドを含む風俗業を一般世間では「良くない業種」として認識しています。さまざまな市民活動により撤廃する動きもありますが、風俗全体を見るとむしろ増えているのが現状です。性風俗を取り締まることによりその反動で起きる性犯罪の増加や風俗店の地下組織化は現実に起きることであり、実際に歌舞伎町や西川口など、強行的な取り締まりをした場所では現実化しています。

風俗店と警察は敵対関係にあると思わがちですが、それも違います。警察は「法を守る」組織であり、警察そのものが一斉検挙などを企画するのではなく、政治家や自治体が命令を下すのです。実際に警察でも取り締まりを強行した後の状態がどうなるかは理解しており、本音のところでは「断固廃絶したほうがいい!」とは思っていません。ソープ業界のように届けを出させて監視を楽にし、犯罪行為を抑止するほうが効率が良いからです。

地下組織化して実態をつかむことができなくなると、そこで何が行われているかなどは分からなくなり実態を把握できないのです。仮に犯罪行為があったとしても”闇の中の出来事”になってしまいます。これはそこで働くコンパニオンやお客側からしても、決していい状況だとは言えません。

店舗だけでなく、近年問題になっている「出会い系サイト」なども警察の実態把握が及ばないところに脆弱性がありもはや手の付けられない状況です。日本中の風俗を徹底的に取り締まれば、日本は間違いなく「出会い系天国」になるでしょうし、そうなると警察は手も足も出せなくなることも承知しているのです。

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【風俗店最大のご法度】
風俗店が一番やってはいけないことはコンパニオンの「雇用年齢制限を破る」ことです。自治体が定めた「何歳以上でないと勤務することを禁じる」という決まりを破ると店は一発閉店に追い込まれます。年齢は各自治体により違いますが、福原や札幌などは18歳から、と比較的低い設定です。「青少年育成条例」これに抵触すると刑事事件に匹敵する犯罪行為とみなされるのです。

ガールズバーやキャバクラなどはよくこの条例で摘発されていますが、ソープランドではまず皆無です。ここにソープランドの健全性と業界、組織としての熟成度があるのです。お客側からしても厄介なことになるのは避けたいものなので、安全性といった面から考えるとソープランドを選ぶのは賢明です。

【組合・団体をつくる理由】
福原には「SB協会」と「神戸特殊浴場協会」の2団体が存在しており、全国的に見ても大きなソープ街には必ずと言ってよいほど、ソープランドの組合があります。
これは警察に対して「自分たちの手で健全化する努力をします」という意思表示でもあり、また一般客に対してのグレーなイメージを払拭するためのクリーンナップ作戦の意味もあります。近年ではパチンコ業界などもそれに成功して飛躍的に成功しています。

こういった団体と警察当局のつながりは想像以上に密であり「癒着」などというものではなく、もっと健全な間柄です。「性病の蔓延」や「青少年の非行問題」などについて指導がなされます。団体は加盟店にそれを伝えたり、加盟店内での基準や決まり事を警察の通達に沿ったものに業界の方針を構築したりするのです。

福原はこの団体の活動により成功した歓楽街の一つです。あの「阪神・淡路大震災」の時に神戸地元住民の被災者の方たちに店舗の風呂場を無料で提供したのは有名な話ですが、こういった努力によって、福原は地元住民との摩擦が極めて少ないソープ街だと言えます。

福原ソープランド業界裏事情 VOL.1

【風俗の本質とソープランド】
ソープランドに限らず、風俗業界というのは一般の人から見ると摩訶不思議な印象を持たれます。
他の商売よりも裏側を見せない体質があり、内側がほとんど知られていないことで逆に魅力が増しているのかも知れません。

女性が身体を使ってお金を稼ぐ行為は石器時代からあると言われていて、人類最初の商売なんだそうで、なんとチンパンジーでも似たようなことをするそうです。

ですから世界中にこういった商売は存在し、特別強い宗教のある国家以外は政府も寛容です。
そして日本の風俗に関して言えば、組織化されて伝統もあり、特異な習慣やモラル、タブー、ノウハウがあり、お客は「危ない橋」をわたらずとも安全に女性と楽しめるシステムが確立されています。

お客がソープランドに対して不安を抱くものの一つに黒社会との繋がりがあるんではないでしょうか?

しかしその心配はまったくありません。
そんな風に見える男性スタッフがいたとしても、ファッションセンスの問題とこちらの思い込みからそう見えるだけです。
仮にもしそんな人が店で働いていたら、大変なことになります。
ソープランドは届け出制であり、経営者、スタッフ、コンパニオンに至るまですべての従業員の素性を警察に届け出なくてはいけないからです。

単に「風俗」というだけで、ソープランドも普通の企業や商店と変わらず、税金もきちんと収め、タイムカードもあります。

【女の子はどこからくる?】
ソープランドのコンパニオンは紹介、求人広告、スカウトなどで店にやってきます。
ヘルスやピンサロ、デリヘルなどは男性スタッフが血眼になって街で声をかけたりなどさまざまな手段でコンパニオンを獲得しようとしますが、ソープランドにおいては求人広告がほとんどです。
現在ではアダルト系のサイトなどにも多く広告が出ていますし、グーグルで「ソープランド」と検索すればインデックスページに既に『ソープランド求人』の文字がいくつも見られます。

”ソープランドは風俗の王様”とよく言いますが、これは女性側からみても同様であり、風俗の中でソープランドが最も知名度が高く、借金などでどうしようもなくなった時にまず頭に浮かぶのが「ソープ」だそうです。
逆にそれ以外のソフトサービスをするピンサロ、ヘルス、デリヘルなどは、認知度が低いために、風俗店側からのアプローチがないと存在すら知り得ない場合がほとんどです。

ここにソープランド嬢のサービスの良さの原因の一つがあります。
半ば誤魔化されたり、言いくるめられたりして入店する他業態の風俗と違ってソープランドのコンパニオンは「自らの意思と動機」で面接に訪れるわけですから、違いが出るのは当然です。

「コンパニオンの指導」に関してもその影響は出てきます。
ソープ以外の風俗はスタッフやスカウトマンが女性を説得して入店させるためにタレントを持ち上げるような接し方をしますが、ソープランドのスタッフは「強気」です。決して甘い態度はとってくれないので、女の子からすると辛い話ですが、その分安定した破格のギャランティを手にすることができるのです。

福原などはソープの激戦地区であり「サービスの悪いコンパニオンがいる」という噂が広まってしまうと集客に影響がでますので、店側は神経質にコンパニオンを管理するのです。
よくお客が退店する時に行われるアンケートやサービスの感想を聞くようなスタッフの行為は、見えない個室でのサービスをちゃんとしていたかどうか……の調査です。
これがあまりに悪いと最悪は除籍処分となるためにコンパニオンは手を抜けない状態です。

こういった事情からソープランドのコンパニオンの「最低基準」は自然と向上しているのです。

全国ソープ街の特徴と比較

日本全国には大小多くのソープ街があり、それぞれの特徴もまた異なります。
ただし「本番可能」、これだけは最低ラインとして共通しています。
出張や一人旅の際は是非とも地元色の漂う、地方ならではのソープランドを遊んでみましょう。

【全国の代表的なソープ街と特徴】
■札幌 ススキノ
ススキノは値段がが安くキャストのビジュアル・レベルが高いことで有名です。他の地方の相場でいう「高級店」はなくリーズナブルです。自治体の条例により18歳からコンパニオンとして働くことができるので、驚くほど若い子がいることから、根強いファンが多くいます。

ススキノは一般商業施設と混在しており、繁華街の中で一般の飲食店や飲み屋などと混在する形ですので、人目が気になり入りにくい店舗があることが唯一のデメリットでしょう。背が高く色白な子が多く、それは北海道女性の県民性の一つでもあり、銀座や六本木のクラブやラウンジには北海道出身のNO.1が多くいることでも分かります。

■岐阜 金津園
「日本3大ソープ街」に必ず列挙される有名ソープ街です。岐阜駅という主要駅から徒歩10分ほどで行けるという恵まれた立地で、流行に流されない落ち着いた重厚なサービスをする店舗が多く、高級店でなくともどこか高い品を感じさせる店舗が多くあります。経営陣がしっかりしているので「サービス地雷」「パネマジ」などのミステイクが少ない、安心して任せられる伝統あるソープ街です。

■千葉県 栄町
街自体は外国人街と化してアングラ的な雰囲気が漂います。歓楽街としての歴史が古いことからソープ店は多く40店舗ほどが営業しており、千葉県では最大のソープ街です。ピンサロ、ヘルス、デリヘル、外人が経営するよくわからない風俗店ほか、テレクラやビデオ鑑賞店など性風俗店だらけの中でしのぎを削り生き残るソープ街です。一種独特の雰囲気がありますが、ソープ店は健全そのもので、キャストも充実しており関東近辺の女の子が多く在籍しています。外人キャストが比較的多い場所でもあるので、そういったものが好きな人なら一見の価値ありです。

■東京 吉原
誰疑うこと無く日本最大、最上級のソープ街です。説明の余地もありませんが、全国のソープ業界の流行を牽引している存在と言っても過言ではありません。ただ金額もそれなりに高く、同程度の料金システムの店舗なら地方の優良店と比べるとコスパが低く感じることもあるかもしれません。ソープファンなら一度は経験したいところです。

■神奈川 川崎堀之内/南町
かつては「技の川崎」と呼ばれ、キャストのソープ・プレイの技術が高かったことで知られていますが、現在でも上質なサービスを提供することで知られています。「泡踊り」という密着洗体プレイ発祥の地であり、エイズ問題が持ち上がった時、いち早く「ゴム着用」を取り入れた地域でもあります。東京近辺に住むソープファンがソープランドに行きたくなった時、吉原と川崎の2択で決める人も多いようです。

■神奈川 福富町
川崎が神奈川西部最大なら、曙町は東部で知らない人はいません。周辺はハイソな繁華街として開発が進み、街並みもはオシャレですが、意外に低価格な店が多く、キャストもイケてる子が多いのが特徴です。川崎地区共に神奈川県ソープランドの店員は非常にできた接客をしてくれます。

■滋賀県 雄琴
中部、近畿では知らない人はいない歴史あるソープ街です。ほのぼのとした琵琶湖沿いの観光地の風景の中に、こつ然と浮かび上がるようにソープ街があります。ソープランド以外何もないような状態ですが、ソープ協会がしっかりとしており、街自体が非常に安全な雰囲気に包まれています。度肝を抜くような設備の新しい高級店も何軒か出店しており「活気のあるソープ街」の一つです。

■神戸 福原
「西の吉原」と言って良いほどの規模と、歓楽街としてのポテンシャルの高いソープ街です。長く経営する老舗も多くありますが、超激戦地区とあって新旧交代も激しく、その分経営努力も並々ならぬものがあります。突飛なアイデアやコンセプトを持つ店舗も多く、そのバイタリティと機動性はヘルスやピンサロでも太刀打ちできないレベルです。価格帯的には大衆店が主流となり、また「面白い店」も中堅クラスの店舗に多くあります。

■福岡 中洲
九州最大にして、東は福原まで中洲に匹敵するソープ街は存在しません。全国を行脚する一部の熱狂的なソープファンの間では「実力は日本一」との声もよく聞かれます。店舗設備の素晴らしさ、キャストのビジュアル、サービスのクリティーの高さ、特筆すべきは男性スタッフの接客術の高さで、その洗練された応対術には脱帽するしかありません。
全国のソープランドで「ソープ店ランキング」を決めるとしたら、必ず数店はランクインすることは間違いありません。

ご紹介した場所以外にも、まだまだ多くの優良ソープ街はたくさんあります。字数の関係で割愛させていただきましたが、今回紹介したソープ街と較べても負けず劣らずです。出張その他で地方に出向かれた時は下調べの上、足を運んでみてはいかがでしょうか。